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昼休みが終わって席に戻ると小悪魔・・・先輩が悪魔の笑顔で待っていた。
「おい、キム・A。
クソみたいな資料提出くんのやめてくれるかな」
さっきまで食堂でほっぺた膨らませて天使の微笑みで女子社員を虜にしてた奴はどこへやら・・・。
今日も、ココに小悪魔の犠牲者が1人出ました。
JM「ねぇ、オレ子守りしてる暇ないんだけど?
こんなのも分かんないくらい馬鹿な訳?」
あ、犠牲者2人目。
JM「小学生から出直してくれば?」
犠牲者3人目。
JM「はっ、今日帰れると思うなよ?」
はい、部署内が凍りつきました。
今日は全員残業確定です。
次々と先輩…いや『小悪魔』から吐き出される毒の数々にやられていく私達。
気づけば部署を見渡すと全員撃沈。
まぁ、これが日常茶飯事だからもう何とも思わないけどね。
私の能力をフル回転させまくってたら、外を見れば真っ暗。
もう頭もお腹も極限状態・・・。
──────
「・・・・・・美味しそ」
JM「ん、ココ知り合いがやってるから時間もメニューも融通効くから」
おおっと・・・
体が極限状態の所に美味しそうな物を並べられて、危うく流れに乗りかけた。
残業後、直ぐに帰ろうと思ったのに、先輩に捕まってそのままココのお店まで引きずられて来た。
何故かカウンター席に並んで座る私達。
横にはネクタイを寛げてビールを飲む先輩。
「あの・・・昨日の件はなかった事に・・・」
JM「はぁ?」
「え・・・」
なに。
なんでそんなに睨まれなきゃいけないんですか・・・。
先輩は結婚する気も無さそうだし、
第一私である意味はあるのだろうか?
しかも職場内恋愛なんてハッキリ言って面倒臭いしかない。
「私は先輩と付き合う気は1ミリもございません」
JM「1ミリもねぇ・・・」
ココは職場じゃないし、小悪魔ジミン先輩だって怖くない。
JM「じゃあ聞くけどさ、なんで見合い?」
「・・・・・・」
オッパが勝手に取引先の人から貰ってきたから・・・。
でも理由はそれだけじゃない。
それだけなら面倒臭いし行ってないと思う。
けど・・・
JM「お前、彼氏いたじゃん」
「・・・別れました、半年前に」
そう。
私はもう嫌になってた。
辛い別れがある恋愛をするくらいなら、いっその事結婚でもしてしまおうかと思うくらいに。
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のえる(プロフ) - sanaさん» その案、いただきます!! (2020年5月7日 23時) (レス) id: e318e7d3b2 (このIDを非表示/違反報告)
のえる(プロフ) - クルミさん» 書いてみました!どうでしょう........? (2020年5月7日 23時) (レス) id: e318e7d3b2 (このIDを非表示/違反報告)
のえる(プロフ) - あるみほいるさん» できました(^^)良かったら覗いて見てください<(_ _)> (2020年5月7日 23時) (レス) id: e318e7d3b2 (このIDを非表示/違反報告)
のえる(プロフ) - あやなさん» ジン部長!案いただきます!! (2020年5月7日 23時) (レス) id: e318e7d3b2 (このIDを非表示/違反報告)
sana(プロフ) - テヒョン とヌナのお話が見てみたいです (2020年5月6日 21時) (レス) id: 41b198f2fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のえる | 作成日時:2020年3月22日 22時