Six ページ6
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【ジョングク】
Aに早く会いたくて、寄り道もよそ見もしないで帰る
ドアを開けると、トントンって包丁とまな板が当たる音がして、いい匂いがする
「ただいま！！」
って言うと、奥からおかえりって聞こえて仕事の疲れが全部吹き飛んだ
でも、料理で忙しいのか迎えにきてくれない
ぎゅーしたいのに
充電したいのに
もう一回呼ぶと、走ってくる彼女が見えた。エプロンをして、髪を結んでる。
その姿は完全に、奥さん
結婚したらこんな感じなのかなって想像するだけで、ニヤケが止まらない
僕の腕の中にすっぽり入って、背中に細い腕がまわされる。いつもいい匂いがして、本能を狂わされそうになる
ギリギリを保つのに必死
なのに、彼女はその糸を簡単に切ってくる
「お仕事お疲れ様」
大好きな人に耳元でこんなの言われたら、正常でいられる方が難しい
本当、Aに溺れてるなって思ってたら、
僕の腕を掴んで、少し背伸びをしながらキスをしてきた彼女
僕の制御の糸は完全に切れて、耳まで赤くしてその場を立ち去ろうとする彼女を腕を掴む
キスマークが消えて綺麗な首に手を回して、少し屈んでキスをする。僕の袖をギュッて握ってる彼女は、僕を殺してくる
僕だけのものにしたい
本当は彼女の存在を知られてほしくない
僕だけが知っていればいいのに
僕色に染めたくて、深く深く溺れていった
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あぽ(プロフ) - かわうそさん» ありがとうございますー！ぜひぜひ、楽しんでください！！ (2021年5月29日 22時) (
レス) id: a3b1bf1780 (このIDを非表示/違反報告)
かわうそ - 続編おめでとうございます！更新楽しみにしてます！ (2021年5月29日 13時) (レス) id: 2b3a05bb5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あぽ
| 作成日時：2021年5月28日 10時
