【JK】推しと繋がったらヤバかった 2

Eleven ページ11

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一ヶ月くらい前に頼んでたアルバムが届いた。今回もビジュがよすぎてやばい(語彙力)。紫色の背景に立ってる7人を見るだけで1時間は見てられる









左から二番目に立ってる彼は、金色の髪が輝いてる。本当にかっこよくて、言葉が出ない。見入っちゃう








そんなわたしを見て、



「開けないの？」





って横から覗いてくるのは、もう青い髪になってる彼。「やだ！買わないで」「ヒョン達を見ないで」って言ってたジョングクさんはどこに行ったのか。今じゃ、早く早くって目をキラキラさせてる








丁寧に開けて行って、いよいよトレカが出てくる









「僕を引きますように！」





せーのって言って1ページをめくる








すると、そこには




彼の姿はなかった









「あーーー！！ジミニヒョンだ！！！！なんで！！」








なんでヒョンなのー！って残念がってる彼を横目に、私は久しぶりに見るジミンちゃんのトレカに大興奮







「ジミンちゃんだぁ〜、、かっこいい」




ビジュすごい。この首がやばい。色気が。








トレカを見ながらどんどん言葉が溢れてくる。けど、だんだんと彼の表情は曇っていって、ふぐみたいに口を膨らませて拗ねてる仕草









「やだ！！」




「僕じゃなきゃいや！！」









一気に五歳児になった彼は足をバタバタさせてる






僕のトレカじゃなきゃやだ！！もう一回買う！！！






どっちがペンなのかわからないよ、これじゃあ


彼は私にジョングクのトレカを引かせたいらしい







お財布を持って今にも飛び出しそうな勢いのジョングクを引き止める





「今回は、ジミンちゃんで終わりにするよ」






「え、なんで、、、、僕の、、、」








「だって、アルバムを買うお金を節約して、二人でいろんなところ行きたいから、我慢する」






「、、うん、」





反論できなくて少ししょぼりした彼が私の手をにぎにぎしてる





「あと、私の推しのジョングクさんよりも、彼氏の方が好きだからね」








そういうと、まだ口を尖らせてフグになりながらも、嬉しいって反応する






「追加で買うの我慢する」







トップアイドルなのに、こういう一面があるところが大好きで手放したくなくなる








「けど、このジミニヒョンのトレカは僕がもらう」







Aは持ってちゃダメ！って半ば強引に回収するくらい嫉妬してくれるところも愛おしくて保護したくなる

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