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図書室に入る時にセブルスとエバンズさんとすれ違った。
特になにも用件はないだろうと思いそこでは会釈するなくすれ違うつもりだったのだ。
「…ハリス、」
セブルスが私の苗字を呼んだ為私は振り向くしかなかった。
要件といっても私に有益な情報であるテストの話であり、
セブルスは親切心で私に声をかけてくれたのであろう。
また、スリザリンとは中々合同授業を組まれる事は少ない。
たまたま薬草学でペアになり
その後、図書室で再開しお互い苦手な教科が得意である事が分かった為深まった仲であった。
私はセブルスに礼を伝える。
それまで蚊帳の外であったリーマスをこっそり見るとセブルスと彼はお互い睨み合っているような雰囲気であり、噂通りスリザリンとグリフィンドールが馬が合わないのであろう。そう感じた。
それと同時にいつもの優しいリーマスでは無く、
そんなどこか冷たい彼にどこか色気を感じたのも事実であった。
そんな事があったからか、いつも以上に私だけが緊迫した様子でリーマスと図書室で過ごす事になった。
「ねぇ、君って魔法生物学が得意だよね、怖くないの？」
いつの間にかさっきの冷たい雰囲気からはガラリと変わり
リーマスはいつものような太陽のような優しさに戻っていた。
図書室の古く少し体重をかけ直すとギィと音を立てる木の椅子に長袖のセーターを捲りあげて座るリーマスは
闇の魔術に対する防衛術の教科書をパラパラと捲りながら私を見上げる。
中々、リーマスとの身長の関係で見上げられることのない私はさっきの事もあり緊張している。
『っ、昔から動物が好きなの』
「…？どうしたのなんか緊張してる？」
『あ、いや、そうじゃなくて、』
「もしかして、体調悪い？」
リーマスと目を合わさずに話していた私に違和感を覚えたのか彼は私の体調の心配をしつつ、椅子から立ち上がり本棚の高い部分に手を伸ばしていた私に近付いてくる。
彼が私の隣に来た時にはチョコレートの様な甘い香りが私を包み込むように広がっていた。
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しゃぼん(プロフ) - さやさん» ありがとうございます!!これからも不定期な更新ですが頑張らせていただきます…!! (7月10日 20時) (
レス) @page41 id: 32e675c1ab (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - ちょーーー素敵な物語で一気見してしまいました🥺次回更新も陰ながら楽しみにしてます！ (6月20日 10時) (レス) @page1 id: aecf5d2965 (このIDを非表示/違反報告)
しゃぼん(プロフ) - Aliceさん» 了解です🫡またこの作品とはガラリと変わった雰囲気で届けれたらと思ってます!!更新頻度は遅くなりますが引き続きよろしくお願いします (2023年4月16日 21時) (レス) @page33 id: 32e675c1ab (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 新シリーズですがやはりハリポタが私個人としては嬉しいです！😍 そして夢主ちゃんがリーマスへの愛を自覚してくれてこれから先が楽しみです！🤭 (2023年4月1日 19時) (レス) @page33 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
しゃぼん(プロフ) - Aliceさん» 分かります、書いてて思ってます😌 (2023年3月20日 23時) (レス) id: 32e675c1ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃぼん | 作成日時：2023年2月23日 23時
