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オペラグラスでグリフィンドールの応援席を覗くと最前列に黒い髪の美青年がいた。
あれはきっとシリアス･ブラック
その横の自分より大きなローブを肩にかけているのがピーター･ペティグリューだろう。
一体、あれは誰のローブなの？
そう思っていると長袖のベストの腕の部分を巻き上げて
双眼鏡を覗き込むと鳶色の髪が覗けた。
『あ、リーマス！』
「え！？なんて！？」
大きな声援のお陰で私の声は隣のガブリエラには聞こえていなかった。
少しホッとしてオペラグラスを顔から下げて試合に集中する事にした、
肉眼でもリーマスがどこにいるのかを大体わかり、なぜだか背筋をシャキッと伸ばす。
いつどこから見られていても彼の中で存在しているA･ハリスで居られるように務めるためだ。
一方、リーマスも私を見つけたのか双眼鏡を覗きながら
軽く手を降る様子が見られる
ハッフルパフの観客席に向かって手を振っているのだ。
不安だったため一応後ろを確認すると私の方を指さして
また手を降り始める。
「あんたに夢中ね、グリフィンドールの彼」
『…気のせいよ。』
私も恥ずかしながら小さく手を振り返した。
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ガブリエラの予想通りポッターの活躍によりグリフィンドールが勝利した。
ガブリエラは分かってた。という態度で帰りの廊下で待っていたオリヴィアに話をしていた。
私は2人の会話を聞いていた。
ただ、この時間がひたすら続けばいいのにと思うほどの些細な幸せであったのだ。
ガヤガヤと廊下が騒がしくなると、ユニフォームを来たポッターが帰って来たのだとわかる。
グリフィンドールの生徒は囃し立て、ポッター！ポッター！と激しく声を上げていた。
「まるでお祭り騒ぎね笑」
オリヴィアは薬草学の教科書を抱え込み帰りましょ、と私の腕を引く。
『あ、えぇ、そうね。』
私はオリヴィアに返事をしながら、ぼんやりとした頭で彼を探していた。
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しゃぼん(プロフ) - さやさん» ありがとうございます!!これからも不定期な更新ですが頑張らせていただきます…!! (7月10日 20時) (
レス) @page41 id: 32e675c1ab (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - ちょーーー素敵な物語で一気見してしまいました🥺次回更新も陰ながら楽しみにしてます！ (6月20日 10時) (レス) @page1 id: aecf5d2965 (このIDを非表示/違反報告)
しゃぼん(プロフ) - Aliceさん» 了解です🫡またこの作品とはガラリと変わった雰囲気で届けれたらと思ってます!!更新頻度は遅くなりますが引き続きよろしくお願いします (2023年4月16日 21時) (レス) @page33 id: 32e675c1ab (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 新シリーズですがやはりハリポタが私個人としては嬉しいです！😍 そして夢主ちゃんがリーマスへの愛を自覚してくれてこれから先が楽しみです！🤭 (2023年4月1日 19時) (レス) @page33 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
しゃぼん(プロフ) - Aliceさん» 分かります、書いてて思ってます😌 (2023年3月20日 23時) (レス) id: 32e675c1ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃぼん | 作成日時：2023年2月23日 23時
