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朝食のために、大広間へいつもの4人組へ向かい、
いつもの定位置で座る。
「あちゃー、まだリリーは来てないや。」
「おまけに、ハリスもな。」
ジェームズはいつも通り、リリーのことを追いかけて
シリウスは僕の反応が面白いんだろう。
Aのことを気にしている。
『黙って食べろよ、シリウス』
「なんだよ、ムーニー、そう怒るな。」
『そういう所だよ、』
「え？なにかあったの？」
シリウスは笑いながら両手を上にあげて警官に銃を向けられた時にする降参ポーズをとる。
どうせ、マグルの映画か何かを見て知っているんだろう。
ピーターはあの日そばにいなかったし、元々疎いということもあって、シンプルに僕の気持ちがハリスに向かっているということに気づけていない。
この間、ピーターにハリスを見てかわいいと思わず言ってしまった時聞かれていたが、
ピーターは「綺麗だよね！いつも。それに優しいんだって、」
と僕の戯言に同意して噂話までしてきたぐらいだ。
「おい、！」
「なんだよ、ジェームズ！」
シリウスはいきなり大きな声を出したジェームズに眉間に皺を寄せてイラついた表情を見せる。
「リリーだよ！」
『はぁ、』
「こればかりは同感、はぁー、だ。」
シリウスはいつもこの調子のジェームズに本当に降参してしまった。
「あ、ベンジャミンだ、」
ピーターはベンジャミンに少しだけ気があるようだった。
そのピーターの声にドキンと胸が鳴った。
ベンジャミンといつもいるメンバーと言えばチャップマンとAしかいない。
「プリンセスのお出ましだな。笑」
『…あぁ。』
少し癖のあるふわふわした黒髪が揺れる。
僕たちとは違い所々に黄色が入った制服は彼女に似合っている。
ｸﾞﾘﾌｨﾝﾄﾞｰﾙ ┊︎ ﾚｲﾌﾞﾝｸﾛｰ ┊︎ ﾊｯﾌﾙﾊﾟﾌ ┊︎ ｽﾘｻﾞﾘﾝ
．
となっている席で彼女とは少し離れてしまう
レイブンクローのテーブルを挟んで彼女はスリザリン側の椅子へ座り、僕は壁側の椅子に腰掛けている。
シリウスは緩んだ表情で僕を見る。
「おい、目が合ったか？」
『あぁ、今あってる。』
僕は軽く手を上げて彼女に挨拶した。
彼女もそれに気付いてくれ、下唇を照れたように噛み微笑んで手を振り返した。
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しゃぼん(プロフ) - さやさん» ありがとうございます!!これからも不定期な更新ですが頑張らせていただきます…!! (7月10日 20時) (
レス) @page41 id: 32e675c1ab (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - ちょーーー素敵な物語で一気見してしまいました🥺次回更新も陰ながら楽しみにしてます！ (6月20日 10時) (レス) @page1 id: aecf5d2965 (このIDを非表示/違反報告)
しゃぼん(プロフ) - Aliceさん» 了解です🫡またこの作品とはガラリと変わった雰囲気で届けれたらと思ってます!!更新頻度は遅くなりますが引き続きよろしくお願いします (2023年4月16日 21時) (レス) @page33 id: 32e675c1ab (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 新シリーズですがやはりハリポタが私個人としては嬉しいです！😍 そして夢主ちゃんがリーマスへの愛を自覚してくれてこれから先が楽しみです！🤭 (2023年4月1日 19時) (レス) @page33 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
しゃぼん(プロフ) - Aliceさん» 分かります、書いてて思ってます😌 (2023年3月20日 23時) (レス) id: 32e675c1ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃぼん | 作成日時：2023年2月23日 23時
