元末っ子 ー rq ページ35
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《 TH side 》
Aがヌナになって3年。
僕たちの前で " 末っ子 " の顔を見せる事はなくなった。
甘えてくれるのも、風邪を引いた時くらい。
そんなAが昨日から熱を出した。
結構高くて、動けないみたい。
jk「 ててに、ぬなはぁ? 」
TH「 ヌナはお熱。 入っちゃダメだよ? 」
グガは入らないようにって言われてるから、
少しだけ心が痛いけど、ちゃんと伝える。
TH「 寝てたら治るからね? 」
jk「 ぐぅとねたら、なおんない? 」
TH「 グガに風邪がうつっちゃうよ? 」
だから、少しだけ我慢ねって伝える。
頷いてるけど、これは多分わかってないな…。
JM「 テヒョンア、Aが呼んでる 」
ジミナが戻ってきて、
僕の隣に座りながら、グガをつかまえる。
TH「 ほんと? 行ってくる〜 」
jk「 ぐぅもぬなっ!! 」
JM「 グガはチミにぃとおるすばん! 」
2階にあがってAの部屋に入る。
相変わらずシンプルで、相変わらずものが少ない。
ベッドに寄って手を握ってあげると、
その手にすり寄ってくるA。
「 てておっぱ、 」
TH「 どうした? 何かいるものある? 」
「 んーん… 」
甘えてくれるA。
久しぶりの光景で、なんか少し嬉しい。
「 ずっと、いる…? 」
TH「 うん、Aが寝るまでずっといるよ 」
「 …あんで。……ねてもいるの、 」
TH「 …ひひ。 うん、ずっと手繋いでてあげる 」
おでこを撫でてあげたら、
「冷たいねぇ〜…」って少し笑うA。
話してるうちにだんだんの重くなってきてるまぶた。
頭を撫でてあげると、
安心したように目をつぶって、手の力が抜けた。
TH「 …ヨボセヨ? ジミナ? 」
─ JM「 どうしたの? 何か必要? 」
TH「 んーん。 A寝たよ 」
─ JM「 ん、わかった。 降りてくる? 」
TH「 ううん。 Aが起きるまで僕も上にいるね 」
─ JM「 りょーかい。マスクしなね 」
ちゃんとマスクをしてボーッとする。
グガのお姉ちゃんでも、Aは僕たちの妹なんだから。
ちゃんと僕たちに甘えて、甘やかしてあげないと。
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たた(プロフ) - さらさん» さらさん、素敵なリクエストありがとうございます^o^ デレデレなお兄ちゃんたちをたくさん書かせていただきますね〜! (2021年3月12日 0時) (レス) id: 7dde1dd149 (このIDを非表示/違反報告)
さら(プロフ) - いつもお話楽しみにしてます~!リクエストなんですが、学校でのテテ兄とチミ兄が見てみたいです!普通の高校生やってるけど時々ぐぅちゃんや妹ちゃんの話をして2人でデレデレになっちゃうとか、、笑ごゆっくりでいいので是非よろしくお願いします! (2021年3月11日 23時) (レス) id: f87fc15c31 (このIDを非表示/違反報告)
たた(プロフ) - ??さん» 素敵なリクエストありがとうございました!!またお待ちしてます(*´`) これからもよろしくお願いします\(^^)/ (2021年2月24日 21時) (レス) id: 7dde1dd149 (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございます!!すごく癒されました(;;)これからも楽しみにしています! (2021年2月24日 17時) (レス) id: 48d8619b84 (このIDを非表示/違反報告)
たた(プロフ) - ちーとさん» わあ〜〜!! いつも可愛いリクエストをくださるので、本当に嬉しいです!! ありがとうございます!! ゆっくりになると思いますが、気長にお待ちいただけると嬉しいです(T_T) (2021年2月24日 1時) (レス) id: 7dde1dd149 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たた | 作成日時:2021年1月31日 23時