しあわせの四兄弟

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次の日も、その次の日も、またその次の日も、

グクはわがまま言わずに、いい子で過ごした。








jk「 にぃにかえってくる？ 」








昨日の夜、グクはこればっかりだった。

そして今日の朝、グクは珍しく朝から早起き。








jk「 ぬなぁ！ にぃにおむかえいく！ 」








解散は空港だから、

親が迎えに来たり、友達同士で帰っていくみたい。








オッパたちから、

「迎えに来てほしいな〜」ってお願いされたの(笑)








さっき、" 飛行機に乗ったよ。" って連絡がきたから、

あと１、２時間後には到着するかな？








jk「 ぬなっ！ ぬなっ！ 」

「 急がなくても平気(笑) 」

jk「 あのね、すぐぎゅーするのっ！ 」








出てきたところを見つけたいって。

だから、早く行きたいのって。

可愛い可愛いお願いに、私も折れてしまった。








「 じゃあ、ご飯は空港で食べる？ 」

jk「 ん！！ 」








電車とバスを乗り継いで空港に向かう。

その途中も、「まだかな？」って外を眺めるグク。








写真を撮ってオッパたちに送ってあげたら、

" 僕たちももうすぐだよ！" って写真が送られてくる。








もう韓国の上空らしくて、

" ソワソワして怒られたTT " とも書かれてた(笑)








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グクもゆっくりご飯を食べて終えて、

国際線の到着のアナウンスが流れてくる。








迎えに来てる親も多くて、

一斉に移動したからかグクは少し怖かったみたい。








jk「 …ぬな、んぅ、 」

「 もうすぐでオッパたち出てくるよ？ 」








キャリーケースを持った先輩たちが出てきてて、

もうすぐオッパたちのクラスも出てきそう。








jk「 ちんちゃぁ？ 」

「 うん、……あ、ほら！ 」








一際目立つオッパたちの姿。

芸能人かってぐらいに容姿は整ってるんだもん。








jk「 にぃにっ！！ 」








私の元から走り出したグクを、

両手を広げたオッパたちが受け止めてくれる。








JM「 Aも！ 」

TH「 おいで！ 」








私もオッパたちに手を伸ばしたら、

その手を引いて、ギュッとハグしてくれる。








「 グク、言いたいことあるんだっけ？ 」

jk「 いひっ。 にぃに、おかえりぃっ！ 」








足にしがみついて上目遣いのグクにやられたオッパ(笑)








TH「 キヨウォ〜⋯⋯ 」

JM「 グギ！ ただいまぁ！ 」








顔がデレデレだねぇ…。








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