しあわせの四兄弟

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《 TH side 》








jk「 ぬなっ！ ぬなっ！ 」

TH「 危ないから飛ばないでっ、 」








Aが退院する日。

グガは朝からヌナ祭り。








jk「 はやくいくの！ 」

TH「 僕たちと手離しちゃダメだよ？ 」

jk「 ん！ 」








グガを真ん中に病院まで歩く。

Aの好きなお花をを途中で買って、

「ぐぅがわたす！」ってグガが持ってくれた。








病院の広い入口のところで待ってると、

制服姿ででてきたAの姿。

この三日間で痩せたのがわかる。








jk「 ……！ ぬなぁっ！！ 」

「 グク！ 」








一目散に走っていくグガ。

花束を持ったままAに抱きついた。








jk「 これ、ぬな、 」

「 わあ⋯、 くれるの？ 」

jk「 ん！ 」








抱っこされたままAにお花を渡す。

ニコニコのAは僕たちの方に歩いてきて、

グガを降ろすと隙間もないくらいにハグした。








TH「 A、 」

JM「 バカっ、もう無茶はダメ！！ 」

「 ひひ(笑) オッパ、ごめんなさい。 」








僕たちも泣いてて、Aも泣いてた。

グガだけはAの足にくっついて笑ってた。








JM「 よし！ じゃあ、帰ろっか？ 」

jk「 ぬなっ、ぐぅだっこ、 」

「 おいで〜 」








四人で歩く帰り道。

昨日と景色が違うのは、きっとAとグガがいるからだね。








jk「 ぬな？ ぐぅね、ひとりでおきたの！ 」

「 そうなの？ グクすごい！ カッコいい！ 」

TH「 それはねA、 」

JM「 こら、テヒョンア。 」








抱っこしてるグガの頭を撫でるA。








JM「 Aどこか行きたいとこある？ 」

「 ううん。おうちに帰りたい(笑) 」

JM「 今日はデリバリー頼んでパーティーしよう！ 」

jk「 ぱーてぃー？ するぅ！ 」








嬉しそうに笑うAの目にはうっすらと涙。

そんなAを見て、僕も涙が出た。








「 ちょっとオッパ、泣かないで(笑) 」

TH「 だって〜…、 」

jk「 ててに、いたい？ 」








ジミナを見たら、

ジミナも少しだけ目元を拭ってた。








四人でいれることが何よりの幸せ。

A。これから僕たち、頑張るからね！








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