どたばた生徒会,さーど！【stpr】

もう離さないで ページ44

Aside



あれからどれくらい経ったかな



もう疲れた



埃っぽくて咳や涙が止まらない



『けほ、けほ…ｸﾞｽｯ…』



もう、このまま眠ってしまいたい



そう思って、目を閉じた




ﾄﾞｺﾞｫﾝ!!!



目を閉じたとほぼ同時に、すごい音がなった



雷でも鳴ったのかな




私は目を閉じたままだった




『げほ、げほっ…』


目が痛い…



アレルギー…。




る)やっと、見つけた…ｯ…ﾊｧ…ﾊｧ…



『んえ、かい、ちょ…？』




会長の声がして目を開けた




ｷﾞｭｳｯ




る)ごめん…また、守れなかった…(ﾎﾟﾛ



『げほ…泣かないで、ください…』



会長は私を優しく抱きしめた



あったかい…



なんで会長のハグはこんなにもあったかいんだろ



心がぽかぽかする



凍った心にお湯を注がれているような




ずっと、このままがいい…




会長に、抱きしめられていたい…。




『会長…大好きです…』



る)え



え？




………。





声に出た！？！？




やだ、恥ずかしい…！///



『会長、忘れてくだs



ﾓｺﾞｯ




る)うるさい、バカ…///



顔を赤くしながらそっぽを向く会長




めっちゃ可愛い…




『ふみまへん、ふぁえいあふぉ
(すみません、帰りましょう)』


る)そうだな



会長は紐を解いてくれて


私に手を差し伸べてくれた




私はその手を掴んで




二度と離したくないと思った

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