どたばた生徒会,さーど！【stpr】

ヒーロー ページ16

Aside


こ)ごめんね、雷、苦手だったよね…。


ｷﾞｭｳｯ


く、苦しい

抱きしめる力強いです･･･


『ころん先輩も、びびりなくせに(ﾎﾞｿｯ』


私は知ってる


ころん先輩は実は怖がり


雷も苦手なはずなのに…


でも、私のために来てくれたのかな･･･？


こ)うるさい、僕はAが1番大事なの


ﾄﾞｷｯ


ころん先輩は恥ずかしいことをさらっと言うから心臓に悪い


『…はい、ありがとうございます』

へへ、と笑うころん先輩


こ)そういや、A

『はい』

こ)もう、すぐだよ。1年なんて


･･･？

どういうことだろ


わかんないや…


頭にはてなを浮かべる私を見て、言った


こ)なーくん達、3年生だよ…？

ﾊｯ

今は9月


文化祭は11月


卒業は、3月。



そうだ、忘れてた(おい)

なーくん先輩、ジェル先輩、さとみ先輩は3年生。


『…どうしましょう』


こ)やっぱわかってなかったの？はぁ…


ころん先輩は呆れた、と呟く


こ)…いつも通り過ごしなよ？変に気使わせるよ


そっか


うーん･･･


『とりあえず、戻りましょ…？』

こ)うん、そだね。はい


そう言って手を差し出してきた


『？』


何？？？？


ころん先輩は顔を赤くする


こ)もう、どんだけ鈍感なの！手！///


え、可愛い…w


『ふふ、はい』


ｷﾞｭｯ


ころん先輩は、いつも私を暗闇から救ってくれて

隣で笑ってくれる


私の、ヒーローだな


ころん先輩となら暗い所も怖くないよ


私達は暗闇の中を歩き出した

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