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あれから2週間、私たちは仕事が忙しくて会う時間か中々作れなかった。連絡もたまに取り合うくらいでこれといった進展はない。









これって恋人同士と言えるのだろうかと疑問に思う部分があるが、所詮私たちは期限付きの関係









それに出会って間もないのだからこれが普通だよ









「……さん、…きょう…さん…、京本さーん?」







『は、はい!』







「うぉ、びっくりした。今日はもう仕事が上がっちゃいな」









そう言ってくれたのは、何かと私に絡んでくる同期の田中樹





見た目とか言葉使いはチャラいけど、根はまっすぐで裏表もないし結構いい人だと思ってる









『でもまだ仕事残ってるし…』








樹「そんくらい俺がやっとくって」







『じゃあお言葉に甘えて、お先に失礼します』








樹「はいよー、おつかれー」









最近は残業ばっかだったし、何となく集中力も落ちてきてた気がするから田中くんの気遣いは正直助かった。明日もう一度ちゃんとお礼を言わなきゃ。









よし、今日は早く帰って夕飯作りに時間をかけよう









そう思って勢いよく会社を出たら、









「…あっ、ちょっとまって!」









誰かに呼び止められた









この声、知ってる









『松村さん、?』









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設定タグ:SixTONES , 松村北斗 , 京本大我   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:咲莉 | 作成日時:2021年9月20日 0時

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