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いつもよりゆっくりとした足並みで自宅へ向かう
ちょっと歩幅が合っていないのは私たちの関係の距離感を表しているのかもしれない
北斗「あのさ…「あれ?A?」
『お兄ちゃん、』
大我「おぉ、やっぱAだ」
松村さんが何か言おうとした時、タイミングが悪くお兄ちゃんが来てしまった
松村さん、すごく気まづそう…
『お兄ちゃん、紹介するね。か…彼氏の松村北斗さん。』
北斗「初めまして、…Aさんとお付き合いさせて頂いてる松村北斗です。」
大我「兄の大我です、よろしくです」
うぅ、なんだこの気まづさは。誰も目を合わせないし、沈黙してるし。
そもそも、お兄ちゃんに松村さんと会わせるつもりなんてなかったのにな。まさかこんなに早く会うことになっちゃうなんて…
とにかくこの状況を何とかしなきゃ
『お兄ちゃん、帰ろっか…。松村さん今日はありがとう、帰ったらまた連絡するね。』
北斗「うん、じゃあまた。」
『気をつけてね』
兄に対してかるく礼をして帰っていく松村さん
お兄ちゃんに、私たちの秘密に気付かれてないといいんだけどな…
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作者名:咲莉 | 作成日時:2021年9月20日 0時