モブ子の逆襲

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あ、そうだ




重要なことを忘れるところだった





『マネージャーさんが車で待ってましたよ、早く来いって』





YG「やべ、」





シュガさんに伝えると急いでメンバーは部屋をあとにした





今日は確か雑誌の撮影だったから、メイクも仕事があるはずだ





『ミンジュ達も、行かなくていいの？』





ﾐﾝｼﾞｭ「…っあ、ごめん、ハユンちゃん行こうか」





2人が出ていったあとの部屋で1人、思わずため息が漏れる





あー最悪、シュガさんに自己紹介してしまった






………まぁ、絶対覚えてないよな、たかが所属事務所の社員1人だし





ああいうアイドルとか目指す人達って、大体主人公って決まってんのよ





私はただ成り行きで頼まれて断れずにこの仕事をしてるけど、大勢いるスタッフの1人でただのモブ





ヒロインだの、悪女だの、選ばれちゃおうもんならそりゃもう大変よ？





あっちにこっちに振り回されて何故か修羅場にされて(すいませんby作者)






ｼｳ「っあー！Aこんな所にいたのか！お前担当の企業の方から電話だから、対応してくれ！」






『…はぁい』






まぁ、私は大人しく仕事するだけなんで






主人公の皆さんは思う存分、各々の物語を盛り上げてくださいな









YG「ふーん……A……ねぇ…」








…………なんか今悪寒がしたんだけど、気の所為だよね？風邪かな？




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