モブ子の逆襲

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『…ジョングクさん、ミンジュをお願いしてもいいですか？



シウさんに頼めば帰れるように手配してくれるから』






JK「…分かりました」






そう言ってミンジュを抱き抱えたジョングクさんが部屋から出る







時間を確認するともう出発しなきゃ間に合わない






私はある所に電話をかけた






『ヨボセヨ？






…頼みがあるんだけど






今からMV撮影で、メイクが足りなくて…





うん？イケメン？





いーっぱいいるよ、アンタのタイプも





好きにしていいよ、うん、じゃあ後で』







電話を切ると同時にジョングクさんが戻ってきた






JK「マネヒョン、来てます」






『ありがとう、じゃ行きましょうか』






終始何が起こってるか分からないような顔の全員を見て思わずため息をついた






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MV撮影






の為にスタジオに来た私たち






YG「…メイクの2人帰ったし、どうするつもりですか？」






『…まぁ待ってて、もうすぐ来るよ』






…ほら、噂をすれば






「あーっ居た！A！」






『オンニ、久しぶり』






「ちょっとォ！久しぶりに会ったってのに冷たいんじゃなァい？






ていうか、こんな遠いとこ呼び出しといてイケメン居なかったらぶっ飛ばすわよ」






『だぁいじょうぶ、絶対オンニ好きな顔』






皆さんなんとなく察した方いらっしゃるでしょう







ちなみに隣のユンギさんは顔が引き攣っていらっしゃいます




いい人なんだけどな〜



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