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「なぜって、そんなの、仲良くなりたいから、だろう。
部外者?なにを言っているのかい?なんで私たちがそんなことを思っているって思ったのか
よくわからないが、Aと仲良くしたい。現に悟なんか、いやこれは黙っておこう。
硝子だって、仲良くしたいって言っていたくらい、気に入っている。
私だって、ちゃんと友達になりたい。本音を言ってくれ。私たちはもう、仲間なんだ。
頼むから、仲間、だけじゃなくて、友達にちゃんとなりたいんだ。」
わかっていた。夏油には敵わないことを。
私がいなくなろうとしたら、さらって腕を掴んできたり、いなくなるのを阻止したりしていて
薄々知ってた。きっとバレてるんだろうなって。
『私は、さ、みんなと仲良くなりたくないって、わけじゃないの。
ふっかーい関係になるのがこわいだけ。一言で言ったら、覚悟が足りないだよね、わたしの
ほんと、みんなを傷つけることだけはしないようにしてたんだけど、
夏油、五条、硝子は、私がいなくなろうと3人で笑い合ってるだろうって、思った
そんな思考回路消したかったんだけど、消せなかった。みんなに嫌われるのが怖かった。
ほんとに、それ、だけだから。』
「わかった、一回、深い関係になろう。絶対裏切らないから。」
『いやわかってないでしょ、』
「やっと、笑ってくれた。」
そんな、私笑ってなかった?
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