つかの間の休日 ページ33
JN Side
ある日事件は起こった。
それは、本当に唐突だったんだ。
久しぶりの休みが与えられ、みんなそれぞれ宿舎でくつろいでいた。
特別外に行くやつもいなかったから、何となくリビングに全員集合していて、団欒を楽しんでいたんだ。
俺は久しぶりに 、これまで集めてきた世界のありとあらゆるごま油パッケージコレクションを眺めようと思って、机にお気に入り順に並べていた時、
そいつは、いた。
(.......ん？)
並べたごま油パッケージの上をカサカサと通る黒い物体。
そいつはカサカサカサカサ、それはもうカサカサとコレクションの上を行ったり来たりして、飽きてしまったのかピタリと動きを止めると、
神の力によって封じられていたその羽を、バサッと広げたのだ。
JN「いっ、いやぁぁぁぁぁあぁあぁ！！！！！！」
あ、俺ってこんな高い声出たんだ。ってくらいの悲鳴を出して、近くでゲームをしていたジョングクに飛びつく。
JK「えっ、何！？」
そしてジョングクの馬鹿力によっていとも簡単に投げ返された。
でも今はそんなことで心を痛めている場合じゃない。
JN「......いいか、よく聞け。」
TH「なになにどうしたの？」
JN「や、.....奴だ。奴がいる。」
HS「やつ？」
JN「名前を言うのも恐ろしい....。かつてあいつは神に封印されたはずだったのに。」
「まっまさか！？封印が解かれたの！？！？」
JN「そうとしか考えようが無い。俺らの前に姿を現したということは、宿舎に張っていたバリアが突破されたということ.......。」
「そっ、そんな！！今そいつはどこに！？」
JN「そいつは！今！俺の大事なコレクションの上に！！」
バッと机を振り向くと、
JK「.......なんもいないじゃないですか。」
.......な、な、ん、だ、と！？！？
いない！？今さっきまでいたじゃないか！？カサカサしてたじゃんか！？
「ねぇオッパ、私せっかく厨二病ごっこに付き合ってあげたんだからさ、アイス買って。」
JN「いや、違うから！本当なんだって！」
YG「なんですか何がいたんですか。」
JN「俺にその名を言えと！？」
YG「早く言えや。」
JN「ゴキブリです。」←
すると皆は、あー、だの、へー、だの言って、また自分のことに戻っていく。
JN「え？怖くないの？」
JK「ヒョン、ゴキブリなんてそこらじゅうにいるんです。1匹いたくらいでキャーキャー言ってられませんよ。」
.......え、そういうもんなの？
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有彩色(プロフ) - ひづるさん» え、じゃあこれからもユンギさんどんどんキャラ崩壊させていきますね！！笑コメントありがとうございます！！！ (2019年12月13日 19時) (
レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
ひづる - ジミンちゃんが、泣いてるってわかった後のユンギがキャラ崩壊しててツボった笑 (2019年10月16日 18時) (レス) id: 5fe477aae7 (このIDを非表示/違反報告)
有彩色(プロフ) - 名無し37124号さん» 想像出来ますよね笑甲高い声で叫んでそう笑 (2019年9月16日 20時) (レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
名無し37124号(プロフ) - ジンニムほんまにゴキブリにごま油かけたら倒せると思ってそう笑笑 (2019年9月15日 21時) (レス) id: 3dc0e5d69b (このIDを非表示/違反報告)
有彩色(プロフ) - なーなーRMさん» 遅くなってすみません！！喜んでもらえて本当に良かったです！！！！ (2019年9月14日 23時) (レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有彩色
| 作成日時：2019年8月29日 19時
