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何者かに遠征艇を襲撃された。
二人は着実に1体ずつ倒しているものもかれこれ12時間以上は休まずに戦っている。集中力もトリオン消費も激しい。何とかしないと考えていると耳元で銃声音が響く。弾が私の頬を掠る。右手に持っていた孤月を振り下ろすが、相手の黒い盾に防がれては其処から棘が飛んだ。後方に避けるも腹部に棘が刺さったらしく黒い煙が漏れる。
「蓮月!伏せろよ!」
佐竹くんの声と共に屈んだ。無数の光が
「やったか!?」
「
「藍原先輩がお前のとこにサポート入れっ、」
大きな音がした。目を向けると、心臓を穿かれた藍原先輩吹き飛んできた。藍原先輩の換装体が解けたのを狙ってトリガー使いが銃撃を放つ。額に一発。藍原先輩は声も出さず絶命した。
「てめぇ……っ!」
佐竹くんが両手で無数のトリオンキューブを作り出す。作られた弾は新しい弾に生成されてトリオン使いに着弾した。換装体が解ける。透かさず私がトリオン使いを心臓を穿つ。そして映像が流れた。
視界の端に
私の千里眼は確定した未来しか視えない。相手が行動を変えた後の未来は予測不可能なのだ。
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ミー(プロフ) - 面白かったです!更新楽しみにしてます! (2022年12月17日 22時) (レス) @page33 id: a2f01b8bd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミワ | 作成日時:2022年10月24日 22時