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佐「やべ〜ちょーかわいい!!!」

佐「ねぇ!Aも触ってみ!」

「あ、ちょまって!」

大介の「じゃあデートしよ!」の一言で連れてこられた場所は猫カフェ。

佐「まじ癒されわ〜」

「相変わらず動物好きだね〜」

佐「うん!大好き!」

「大介は猫より犬っぽいけど笑」

佐「まじ?俺犬かな?笑」

「うん笑 中型犬ぽい」

佐「じゃあAは小動物系だわ!リスとかハムスターみたいな!」

「え、それ喜んで良いやつ?」

佐「うん!小さくて可愛いじゃん!」

深い意味はないこの可愛いの言葉に喜んで舞い上がる私は相当重症何だろうな。

佐「あ!そろそろ映画の時間!」

「本当だ、もうこんな経ったんだね」

気づけば猫カフェに1時間半も滞在していた。
その後は、大介の嫁が出ているアニメの劇場版を見てそのまま秋葉原で嫁を救出。

佐「まじ楽しかった!!やっぱ大スクリーンで見る嫁は格別だわ〜」

「大介の嫁大活躍だったね」

佐「本当あのシーンとかまじ泣けた!!」

「私もちょっと泣いちゃった」

佐「やっぱ泣いてたよね?!」

「気づいてた?!」

佐「何となく泣いてるなって!」

「なんか恥ずかしいね笑」

佐「まぁ泣いてても可愛いし大丈夫しょ!」

また深い意味のない可愛いって言葉。

佐「あれ、どうした?」

「ん?なんにもない!この後どうする?」

今は7月4日の20時。あと数時間で大介の誕生日。
結局誘う勇気が出なくて今に至るけど、このまま一緒にお祝いできるかな。

佐「この後うちくる?最近Aの家ばっかりだったし!」

「良いの?」

佐「もち!あ、でもうち冷蔵庫に何もないから買い出し行こうぜ!」

「うん、帰りに寄って帰ろ」


ケーキ屋さんはこの時間だから閉まったしスーパーになっちゃうけど、こっそり籠にケーキ入れようかな、なんて。

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作者名:月乃 | 作成日時:2022年7月13日 18時

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