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林檎12 ページ13

「汚濁……やっば」




崩れ落ちそうになる骸砦の内部で、中也ちゃんと龍との戦闘を眺める




え?なんで無傷なのかって???




駄目だなぁ〜ダメダメだ((




私の異能力でバリアを作って防いでるんだよ攻撃を




―――異能力 間憂の扉”仮晶屏風”―――



これは手をかざした方向にしかバリアを出せない



よって、今ものすごく手を吊りそうである




勿論、手は二本あるから、もう一方の腕にはビデオカメラがありますよ?




なにかおかしくって?????







中也ちゃんの晴れ舞台、記録しておかずにどうするつもりですか





唸るような地響きと空気の振動で、龍が爆発したのだと分かった



この砦ももうじき崩れる




その間に避難しておかなきゃなぁと思いながら、太宰さんの血で一部真っ赤に染まった白いドレスを持ち上げて外に出る





「中也ちゃんと太宰さん、大丈夫かな…」




ビデオカメラをしまいながら上空にふよふよ浮いている太宰さんと心なしかぐったりとした中也ちゃんを見上げる





「あ…殴った、あ…吐血、中也ちゃああああん!!!!!!大丈夫かあああ!!!!!」





白い球形の膜につつまれながら、二人はゆっくりと落ちてくる





ドレスの裾をひっつかんですぐさま駆け寄る



「…離しやがれっ、A…?」

「動くな…Aちゃんもこっちに来て」



そういって太宰さんは私を招き、私の指と自分の指を絡ませた



「はっ!?!?太宰さん!?」

「その服、良く似合ってるね」

「そういう事じゃないくて…」

「霧がまだ消えていないようだ、この状態で君の異能力から君を守るなんて状況は、ご免こうむりたい」

「まだおわってねぇのか…」

「あぁ、おそらくこれからだ…」

「くっそ…もう指一本、うごかせねぇ…ぜ……」



その言葉を最後に中也ちゃんは完全に力尽きたのか、太宰さんのお腹に顔をうずめて意識を手放した





「ここまではよんでいた、だが…ここから先は彼ら次第だ」

「敦君たちなら、大丈夫です」

「Aちゃん?」


太宰さんはすこし疑いながら問うてくる



「信じましょう、彼らは太宰さんが育てたんです、ならもちろん成長していますよ」





そういうと太宰さんはふっと笑って「そうだね…今は信じよう」


そうぽつりと言った









雰囲気クラッシャー参上していいですか???



一言だけ言わせてください





中也ちゃん太宰さんのどこに顔うずめてんねん…(鼻血)

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ホウ酸(プロフ) - アイザックさん» おっとティッシュどうぞ((((青の時代はいいですよ← (2020年5月25日 9時) (レス) id: d043e2c381 (このIDを非表示/違反報告)
アイザック - 作中に恋人繋ぎのシーンも......wwあっら鼻血が← (2020年5月25日 7時) (レス) id: cb0f0ed2ac (このIDを非表示/違反報告)
ホウ酸(プロフ) - 柊苺さん» いやもうほんとですよ、文ストの公式わかってますね((何がとは言わない( ˙-˙ ) (2020年5月19日 14時) (レス) id: d043e2c381 (このIDを非表示/違反報告)
柊苺(プロフ) - ホウ酸さん» ねぇ、奥さん見ました?汚濁解除する時頬に手を添えたんだですよ…(((あれはもう。公式やっちゃっいましたね(?) (2020年5月19日 14時) (レス) id: 30ac6fcd11 (このIDを非表示/違反報告)
ホウ酸(プロフ) - 柊苺さん» ねぇ....奥さん、しかも太宰さんが頭押さえつけたんですよ??(((どこにとは言わない、真面目に発狂しましたね (2020年5月19日 14時) (レス) id: d043e2c381 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ホウ酸 | 作成日時:2020年5月13日 21時

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