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次の日、目の前が見えなかった
…俺は寝ているのか？いや、起きている。声も出るし動いてる感覚がある
んー…本格的に見えなくなったか
『あー…あー…』
声は出る
…自分の頬を叩いてみた…まだ痛みはある。よかった
でも少し腕と足が痛い、遅めの成長痛？なわけないか
…独歩に電話したいけどどこに置いたっけ…携帯…
手探りで探していると見つけた、携帯…
あとの感覚はわかる。どこに何があるのか…なんのアプリを開いたのか…
そしたら電話が繋がった
「もしもし？」
独歩だ
『独歩、俺今日会社に行けそうにない。行ったところで仕事が出来ない、御免』
「は…？何言ってんだよ、何かあった…？」
『…目が、見えない』
「……全く…か？」
『全く…御免なぁ、まだ感覚が掴めない。動けそうにないから…今日は許して』
「ちょ、Aっ」
そこで俺は電話を切った
…これに慣れないと、昨日の嫌な予感が当たった、…一二三に預けていてよかった
これで生活…はきついけど、視覚が奪われたら他の聴覚、嗅覚、触覚、味覚が敏感になる…んだよな、なんか前ネットで読んだ
…。なんでこうなったかは分からない、なんでだ…
その時家のチャイムが鳴った
この朝方に？誰だ、一二三？…いや、違う…
ふらつきながら、壁をつたい扉を開ける
「…A君、大丈夫かい？」
…その声は先生…
あれ、病院は？仕事…俺のために休んだ？
『先生？病院は…？』
「今日は休んだよ、君の世話をしてほしいって独歩君から頭を下げられてね。
一二三君は行くとこあるらしいからね、…病院は他の人に任せてるから大丈夫だよ」
『…すいません…』
先生は俺を支えながら部屋の中に入った
俺の知っている人、仲がいい人は全員優しい、他人思い、こんな野郎にも優しくしてくれんだから
「…あ、君から貰ったヘアゴム、今付けているんだよ。ありがとう」
『…いえ、』
先生が話を続ける
俺はどう返事をしていいのか分からず素っ気ない態度になってしまう、…一二三が居たからあんな楽しく話せたのかなぁ。
一人だとどうも違う…
「目が見えなくなっても他の聴覚などは敏感になる…段々感覚も掴めてくる
出来ない事ばかりじゃない、出来ることも沢山ある
君は、それをすればいい。出来ることを優先に」
先生がそう言ってくれた
急に来たもんだから少しうるっと来てしまった
あー…泣いたらみっともない
それから昼ごはん、夜ご飯を作って…先生は帰っていった
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俺(プロフ) - 純さん» いや、大丈夫ですよ！ありがとうございます！ (2019年4月21日 13時) (
レス) id: f45de2f027 (このIDを非表示/違反報告)
純(プロフ) - あ、そうなんですか。ごめんなさい、注意するような形になってしまって、、、。おもしろかったです (2019年4月21日 13時) (レス) id: 9f70754803 (このIDを非表示/違反報告)
俺(プロフ) - 純さん» フラグは全て外してるんですが…勝手についてるんです… (2019年4月21日 13時) (レス) id: f45de2f027 (このIDを非表示/違反報告)
純(プロフ) - いじめではないので、フラグ外してもいいんじゃないですか？ (2019年4月21日 13時) (レス) id: 9f70754803 (このIDを非表示/違反報告)
浅葱(あさぎ)(プロフ) - 麻天狼推し感動したし悲しいし………語彙力がなくなるほどでした((元から無いｹﾄﾞ 始終ずっと涙零れてましたわしゅごい…←← (2019年2月16日 14時) (レス) id: 280c76801a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：俺 | 作成日時：2018年11月12日 12時
