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・ 帝統side
翌日、Aの家のチャイムがなった
折角寝落ちそうだったのに…
Aはまだ起きてないのか…いや、引きこもってるのか？
まぁ、別にいいや。休んでくれればなんでも
「はいはーい」
「よ…ォ、…ってお前誰だよ」
「…あっ、ヨコハマの…！！」
目の前にいたのはヨコハマのヤクザ
…こいつは…俺とは同じじゃねー、普通の人間
俺ついに殺される？
…なーんてな
＿＿
＿
「…てめーは吸血鬼だろ、こんなとこで何してんだ」
「俺？俺はAに寝床借りてるだけだぜー、別に何もしてない」
「…ほぉ、じゃあ手は出してねーんだろうな」
「出してないし、…出しそうになったことはあるけどまだそれは昔の話
今はもう嫌われない様に全く出してない」
そう言うと相手は眉間に皺を寄せている
…何か少し地雷踏んだかな
そんな時、後ろから物音がした
振り返って見てみると寝癖のついたAの姿
『…帝統おはよ
左馬刻もおはよ、お前ら仲いいんだ』
「おっ！おはよー！ちゃんと寝れたか？」
「はよ、…大体こいつとは仲良くねぇしダチでもねぇよ」
Aは起きてきてすぐそんなことを言い出す
少しは調子が戻ったかな
そして卵を一つ、ゆがき始める
…朝飯それだけで足りるのか…？
『…左馬刻朝っぱらからよく来るね』
「てめーが偶に来いっつったからだろ
大体こいつなんだよ、吸血鬼なんか家に入れやがって」
『ん？…帝統は良い奴だよ、俺に何もしてこない
…ね、帝統』
「おっ、おう！な？だから言ったろ？俺は何もしてねーって」
そう言うとそのヤクザも納得したのか「…そうか」なんて呟いた
…まぁでも、Aをこんなにした奴らは許してなさそうだけれど
それは俺も同じだ
大事なAにこんなこと。
体を傷つけて、心も傷つけてさ
今日、少し回復して良かったけど…まだ家から出すのは危ない
…特にシンジュク
あそこはなんか…行かせちゃダメだ、俺の勘だけど
守ってやらねぇと
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いぼてん酸 - ウワー！！私の好きな吸血鬼系だーヾ(´∀｀*)ﾉ！！！ありがとうございます！！というかみんな推しです！うれしいです！これからも頑張って下さい！ (2020年10月14日 12時) (
レス) id: 2bf0614b2f (このIDを非表示/違反報告)
山さん - 何か涙出た (2020年5月7日 16時) (レス) id: a6ed573a69 (このIDを非表示/違反報告)
琉斗(プロフ) - 面白かったです！！左馬刻助けEndもみてみたいです！ (2019年6月14日 23時) (レス) id: 18dfa94b2f (このIDを非表示/違反報告)
１０８くん(プロフ) - いつも楽しみに見ています！更新頑張ってください！ (2018年11月14日 23時) (レス) id: 0273a6e0d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：俺 | 作成日時：2018年11月8日 13時
