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それから、また車の中で少し休憩して相談のため、先生のところに向かった
じろーに絶対嫌われたな

…。

『…』

「…で、そのまま…って訳だね」

『そう…ですね』

俺に近づいて肩あたりを触る先生
痛みは…少し引いたがまだじんじんする

こんな傷治んの…?一生残る傷だったら…俺まじで無理…

「…多分、治っても痕は出来ると思うよ。完全には無理だね」

『うっそ…俺どうしよ…』

「君の周り、結構いたよね…。…多分一二三くん達に見られたら厄介だと思うかな」

…あの金髪達か、確かにあれは厄介だ
あんな図々しくてめっちゃ計画立ててそうなあの二人。絶対会わないどこう

「まだ体調が悪くなるかもしれない、一応薬を出しておくよ。
それと、なるべく吸血鬼達には会わないこと…だね」

『…はい、分かりました…。ありがとうございます』

俺は診察室をあとにする
吸血鬼と会わない、かぁ…。家にこもる?いや…帝統が来るかもしれない…
でも帝統が今のところ1番マシだ…

…どうしよう

外に出て駐車場を歩いてると人にぶつかった

『あっ…すいませ…』

「あー!Aじゃん!おひさ〜!
元気してた?…ってかあれ、何しに来てたん?」

さっき言われた金髪だ
フラグ立てちゃってたか、…ほんっとなんでこういう時に…。

『…元気してましたよ、今日は少し体調悪くて。』

「そっかー、………今日遊びにこねー?今日俺っち暇だからさぁ!」

にぱ、と明るい笑顔で。犬の耳と尻尾が見えてきそうだ
…これ断ったら絶対怖い

『…あ…いや…』

「少しだけ!ほんっと少しだけ!」

『…いいっすよ』

押しに負けた。
渋々受け入れ俺はその金髪さんの家に向かうことになった

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いぼてん酸 - ウワー!!私の好きな吸血鬼系だーヾ(´∀`*)ノ!!!ありがとうございます!!というかみんな推しです!うれしいです!これからも頑張って下さい! (2020年10月14日 12時) (レス) id: 2bf0614b2f (このIDを非表示/違反報告)
山さん - 何か涙出た (2020年5月7日 16時) (レス) id: a6ed573a69 (このIDを非表示/違反報告)
琉斗(プロフ) - 面白かったです!!左馬刻助けEndもみてみたいです! (2019年6月14日 23時) (レス) id: 18dfa94b2f (このIDを非表示/違反報告)
108くん(プロフ) - いつも楽しみに見ています!更新頑張ってください! (2018年11月14日 23時) (レス) id: 0273a6e0d0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年11月8日 13時

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