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……。なんだよあいつ…意味わかんね〜…
あいつ唇に口付けしたぞ?入間じゃねぇんだから…びっくりした…お陰で目もバッチリ覚めたわ
左馬刻は飯食ったあと少しテレビを見て入間に呼び出されて帰っていった
顔が熱い。今は真っ赤になってるだろう
好きじゃねぇのに…男とかぜってぇ無いのに…
『あ゛ー!意味わかんねぇっ』
クッションをソファに叩きつける
もう来客はないよな、あったら流石に帰らせる
その日は夜になるとすぐにすることを済ませ眠りについた
久しぶりのベッド。帝統は多分他のやつの家だろう
お陰で朝は早かった
朝6時。久しぶりにこの時間に起きた…いつもならこの時間に寝るのに
『……。海に行きたい、海に』
何故かこんな日に、こんな時間に海に行きたいと思い軽く着替えを済ませ、顔を洗い歯を磨く。
そのまま車の鍵を持って外に出た
すぐに行動だ。やりたいことをやればいい
ヨコハマの海…行くかぁ。
車を走らせて数十分やっとついた
今更ながら朝っぱらから何してるんだろう、と疑問で頭がいっぱいだ
「こんな所で何してるんですか」
後ろから声がしたと同時に腰に手が回される
『………』
「もしかして起きてすぐここに来ました?寝癖付いてますけど」
入間だ
『なんでもいいだろ…てか離せっ、腰に手を回すなっ』
「離しませんよ、逃げるじゃないですか」
『お願いお願い、お願い、変な目で見られるから離せ、』
「…じゃあ車で話しましょうか」
ニコッと営業スマイルを見せてもらった。
そのまま入間の車の中に連れていかれる
なんでここに入間がいるんだ。いやヨコハマだから当たり前か、ヨコハマに来た俺が悪いのか。そっか
「で、朝っぱらから何してたんですか」
『海を見てた』
「何でです?」
『みたくなったから』
「……なんで…?」
『え…みたくなったから…』
それで話が途切れて俺は両手で頭を撫でられた
良く理解できないことばかりだ。昨日から色々疲れた
「…あ、煙草入ります?」
『んー、いいや』
「そうですか。じゃあ血、吸わせてください」
『んー、……ん?え?』
「…じゃ、遠慮なく」
『待て!!待て、待てっ…ちょ、力強っ…』
適当にんー、と返事をした。それをOKと捉えたのか
ぐぐぐ、と俺の上に乗ってくる入間
狭い場所で体重かけられたら俺が負ける。意外と力弱いんだし…
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いぼてん酸 - ウワー!!私の好きな吸血鬼系だーヾ(´∀`*)ノ!!!ありがとうございます!!というかみんな推しです!うれしいです!これからも頑張って下さい! (2020年10月14日 12時) (レス) id: 2bf0614b2f (このIDを非表示/違反報告)
山さん - 何か涙出た (2020年5月7日 16時) (レス) id: a6ed573a69 (このIDを非表示/違反報告)
琉斗(プロフ) - 面白かったです!!左馬刻助けEndもみてみたいです! (2019年6月14日 23時) (レス) id: 18dfa94b2f (このIDを非表示/違反報告)
108くん(プロフ) - いつも楽しみに見ています!更新頑張ってください! (2018年11月14日 23時) (レス) id: 0273a6e0d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:俺 | 作成日時:2018年11月8日 13時