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『…はぁ…』

「なんでそんなため息付くんだよーっ」

『俺帰るから、手離して』

金髪兄ちゃんと会ってから腕をがっしり掴まれている
結構痛い気もするけど…

早く離せ

「今日俺っち何もしねーよ?」

『嘘つけ』

「ほんとだって!
血とか吸ったりしない!」

『…吸わせねーし
てか、先生から聞いたけどホストでしょ…?ならお客とか飲ませてくれんじゃねぇの』

「んー、くれる子いるけど香水で惑わそうとする子が沢山なんだよなぁ」

それどこかで聞いた。
じろーだっけ

じろーだな。

『…じゃあ自分で他の女探しなよ』

「…だーかーらぁ…
君がもう女なの、そんな匂い振り撒いてさ…女と同じ」

『はぁ?馬鹿じゃねーの、女じゃねぇよ』

「…喰われる側なのに」

車の前で揉めてるとまた会ったことある奴が来た
なんでこう会うかな…もう外に出ないどこうか…

「…あれ…一二三、なにしてん…だよ…?」

「あ!独歩!
今Aと話しててさ!…って、ちょ、おいっ」

『先生んとこ行ってくる、またいつかね』

力が緩まったところで車に乗り込む
…コインパーキングだった

俺は窓を開けて金髪兄ちゃんを見る
相手も俺の方を見ていた

『これ、あそこに入れてボタン押してきて』

「ん!分かった!」

素直だ
すぐに下の台が降りて車を動かす
多分外回りだったんだろう、あのリーマンは

『じゃあまた今度ね』

俺は二人にそう言って車を飛ばした

「…独歩ぉ、また逃げられた」

「はぁ…ちゃんと計画立てよ」

───…

『…まじでもう無理あの金髪兄ちゃんとリーマンとハマの入間は無理…あいつら他の二人より危険…

じろーと帝統安全なのに…あの3人はほんと危険…なんでですか…』

病院に行っては先生に愚痴を吐く
それを静かに頷きながら聞いてくれる先生は神だと思う、俺この人になら殺されてもいい

「…それはA君のことが好きだからじゃないかい?
でも私は安全な二人の方が我慢して我慢して…爆発、今の危険の人より危険になるかもしれないよ」

『…俺はどうしたら』

「人と会わない…とか」

『帝統俺の家に住み込んでるんですがそれは、』

「…他の仲良い人の所に泊めてもらったりしてはどうだい?」

先生が色んな案をくれる、ほんとにいい人だ

…乱数の所に行こうかな

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いぼてん酸 - ウワー!!私の好きな吸血鬼系だーヾ(´∀`*)ノ!!!ありがとうございます!!というかみんな推しです!うれしいです!これからも頑張って下さい! (2020年10月14日 12時) (レス) id: 2bf0614b2f (このIDを非表示/違反報告)
山さん - 何か涙出た (2020年5月7日 16時) (レス) id: a6ed573a69 (このIDを非表示/違反報告)
琉斗(プロフ) - 面白かったです!!左馬刻助けEndもみてみたいです! (2019年6月14日 23時) (レス) id: 18dfa94b2f (このIDを非表示/違反報告)
108くん(プロフ) - いつも楽しみに見ています!更新頑張ってください! (2018年11月14日 23時) (レス) id: 0273a6e0d0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年11月8日 13時

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