【ヒプマイ】俺に飲ませろお前の血【男主】

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「こんな所で警備してるんですか、貴方も大変ですねぇ」

『ほんと…なんで誰も居ないこんな所を警備なんか…』

「…私、ここよく通りますが今までこんな所警備してる人なんて見たことありませんよ、貴方が初めてです」

…ん…？
俺が初めて…？
でも上の人からはここは前も警備してたって…

えぇ？

『…俺は前も警備してたって聞いたけど』

「騙されてるんでしょう、ここ面倒臭い場所ですし色々出るとか聞きますしね」

『確かに金は空くねぇしな…転職しようか…』

騙されてたんだなぁ

…なにか感じると思って前を見ると入間の顔が近くなっていた

制服に手をかけてあるし

いや開けんな、やめろ

『…っ、んだよ、まじでやめろ…』

「なんでですか？
…私のものになる気はありません？」

『ねぇよ、お前らみたいなやつは大嫌いだ』

「はは、酷い言い様ですね。
まぁまた今度…ですね」

そう言って入間は帰っていった

まじでなんだったんだよ、あいつ

何がしたかったんだ…めっちゃ目ギラギラしてたけど

『…あいつも気持ち悪…』

制服を直してまた警備に戻る
そう言えばここは今まで誰もしてないっつってたな…


『あ"ー、だる』

「何がだるいんだよ」

後ろから声がした
振り向いて見るとあの人がいた

『えーと…碧棺左馬刻』

「おー、俺様の名前知ってんのか」

口角を上げて笑う
知らない奴は居ないでしょ、こんなヤクザを

『…俺に用でも？』

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