HiHi Jetsのおかん担当 (ページ14)

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じゅーよんページ14

瑞稀side

「ねぇ、瑞稀。俺に瑞稀を救わせて。」

その一言は俺を泣かせるには十分な一言だった。

「瑞稀、俺らを信じて。Aも俺ももう家族みたいなもんじゃん。」

はしもっちゃんは俺を必死で救おうとしてくれている。

「ちょっとずつでいい。一言ずつでいいから、瑞稀の言葉で今、俺に伝えて。」

はしもっちゃんの言葉を聞いて少しずつ話し始めた。

「おれ、信頼してた人が急に敵側に回って、おれいじめられて、きょうは何されるかわからない状況で学校いって、こわっ、かった...」

泣きながらでもしっかりと伝えた。

「ねぇ、もっと俺らを信じて。頼って。そんな敵、俺とAが倒してやるよ。」

「っ、そんなこと出来るわけない!!」

今更どんだけ頑張っても前には戻らない。

おれはいじめられっ子のまま。

「ねぇ、出来ないって誰が決めたの？それに、今まで俺らに出来ないことってあった？w」

はしもっちゃんは少し笑って俺に言った。

「そう、だね。でも、おれジャニーズ辞める」

やっぱり俺、はしもっちゃんが好きなんだ...

そんな奴がジャニーズに入れるわけがない。

「なんで？全部話して？大丈夫だから。怖くないから。」

「あのね、おれ、はしもっちゃんのことが好き。結局はあの掲示板と同じなんだよ...」

はしもっちゃんは驚いたような顔をした。

「ねぇ、それってまじ？」

「なんでここで嘘を言わなきゃいけないの...。だから、俺ジャニーズやめ「まじで俺の事好き?!」」

「うん。」

はしもっちゃんの声のトーンが急に上がった。

「ねぇ、俺瑞稀のこと好き。付き合って。」

う、うそ...。

「ねぇ、瑞稀返事は？」

「は、はい!!」

「ふふっありがとw」

はしもっちゃんが一気に明るくなった。

「涼、救ってくれてありがと...」

「ん。どーいたしまして!」