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じゅーいち ページ11
瑞稀side
あれ？俺ペンケース忘れたよな...？
スクバにもないし、教室かな？
あーあ、取りに行きたくない...
だけど今日は塾だから取りに行かないとな!!
ペンケースを取りに教室に近づいていくと、彼女の声と、彼女の友達らしき人の声が聞こえてきた...
「ねえ〜、最近あの陰キャといい感じじゃん〜」
「えー、瑞稀？あいつじゃねーよ。顔だけはいいけど真面目すぎてまじキモイw」
「結局お前も涼くん目当てだろー」
「あー、バレた？涼くんかっこいいじゃん？だってあんな陰キャと私が釣り合うと思う？ないないw」
「ジャニーズに入れたのも体売ったんじゃない？顔だけはいいじゃんw」
え？
いつも4人で帰っている時はあんなに優しいのに...
ｶﾞﾀｯ
やばっ!!やってしまった...。
「誰かいるの？うわ、よりによってクソ陰キャじゃん...。めんどー。」
いつもの彼女からは考えられない...。
「まぁ、いいタイミング。明日から覚悟しといてよ。たくさんいじめてあげる〜w」
最終的にはその日塾に行く気がなく、仮病を使った。
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作者名：ふぅ | 作成日時：2019年8月26日 18時
