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「おはよ、」
「げ、Aひどい顔!どしたの?」
「あんま寝れてなくて」
「それにしてもだよ」
「隠して〜〜」
「んもお〜〜!」
やれやれとファンデーションで私のクマを隠していく優香。
そんな状況で視線の先に、朝まで一緒にいた人物を捉えた。
相変わらず生徒にチヤホヤされている。
どこがいいんだろ、とは思わなかった。
昨日はあれからお風呂を借りて、布団まで借りて、朝早くに家に帰った。
“お世話になりました。
あのことは誰にも言わないので安心してください。”
何もしないまま出るのは申し訳なくて
ジャーに残っていたご飯で適当におにぎりを作って、メッセージを添えて出てきた。
そんなこと、親友の優香にだって口が裂けても言えない。
『はい、席についてー。休みはいないね。今日の連絡は_______』
なんだか不思議な感じ。
昨日感じた拒否反応が私の中には一切なくて、むしろ先生のことをじっと見つめてしまっている。
『じゃあこれでショートを終わります。A、あとで職員室来てくれる?』
「え、あ、はい。」
今日は何だかおかしい。
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杏子(プロフ) - 美由希さん» 美由希さんご指摘ありがとうございます。 (2017年3月2日 22時) (レス) id: 211a017d12 (このIDを非表示/違反報告)
美由希(プロフ) - これは実在するグループ名、または団体を使った二次創作です。オリジナルフラグをお外し下さい。運営に削除されています。 (2017年3月2日 7時) (レス) id: c582e4328f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杏子 | 作成日時:2017年2月25日 0時