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図書室へ行く前に3年間過ごした教室や、体育館、屋上を歩いて回った。
それなりに楽しかった私の高校生活。
特に何も無かったけれど、先生と出会って結構楽しかった高校生活になった。
『A』
大好きな声で呼ばれる。
この胸のトキメキが何か、今ならちゃんとわかる。
｢…先生、｣
久しぶりに発したその声は、思っていたより元気そう。
『久しぶりだね、2人で話すの。』
｢ですね。｣
よかった、笑えてる。
どうやら愛想笑いもできるようになったらしい。
『朝早いね、まだ7時だよ。』
｢先生こそ、起きる時間ですよ？」
『覚えてたんだ笑 ……もしかしたら、ってね。』
｢もしかしたら……？｣
『Aに会えるかと思って。』
先生、先生が思ってるより私は子どもです。
強がってたあの頃より、めんどくさい女になってます。
先生のことを好きだと伝えたら、困りますか？
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杏子(プロフ) - 美由希さん» 美由希さんご指摘ありがとうございます。 (2017年3月2日 22時) (
レス) id: 211a017d12 (このIDを非表示/違反報告)
美由希(プロフ) - これは実在するグループ名、または団体を使った二次創作です。オリジナルフラグをお外し下さい。運営に削除されています。 (2017年3月2日 7時) (レス) id: c582e4328f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏子 | 作成日時：2017年2月25日 0時
