57話 ページ9
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インカラマッ「Aちゃん…？」
『久しぶりだね…インカラマッ』
杉本「え、何？知り合いなの？？？
Aさんの交友関係の幅おかしくない!?」
こちらを見て驚く彼女にAは少し恥ずかしそうに視線を逸らした
暫く一緒に旅をした仲ではあるが…こんなに色っぽかったか？？同じ女として何か…負けた気が……
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『あーあれか…』
インカラマッ達の話によれば姉畑支遁という男とこの近辺で知り合い、仲良く野宿をした翌日、谷垣の銃と弾薬が盗まれたそうだ
最近惨殺された動物たちが増えてきて犯人を躍起になって探すアイヌが谷垣を犯人だと思い込み今や追われる身となっているとか…
アホか、銃から目なんて離すから…
照準越しにアイヌに囲まれる谷垣を確認するとAは有無を言わず間もなく彼らの間に牽制として引き金を引いた
そこに何故かタイミングよく尾形が現れる
それに少し嫌な予感を抱きつつAは一気に木を降り彼らとの距離を詰めた
尾形「谷垣、きさまは小樽にいたはずだ
何をしにここへ来た？
鶴見中尉の命令で俺を追ってきたのか?」
勘はやはり当たった
鶴見中尉達の尾行を気にしていないはずはないと思っていたけどまさか谷垣にその照準が向くとは…
無関係な元部下を余り危険には晒したくない
彼はきっと彼なりの生き方を見つけたのだから
『はいはい！そこまで…
………それ、私の任務だから』
尾形「へぇ…」
谷垣「小蝶辺軍曹…!!」
尾形たちの間に割り込み谷垣を庇う
勢いでバラしちゃったけどどうなるかなこれ…
こちらに銃を構える尾形に撃ってみろと言うように背を向けアイヌに向き直る
撃たれたらその時だ…
『
谷垣が敵でないことを告げると彼らは少し銃を握る手を弱めた
それに少しほっとする
暫くせぬうちに村長がやって来て谷垣は村に連行された
尾形「話はまだ終わってないぞ…」
そう言って尾形は彼らの後に続いた
『はぁ…はいはい』
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プスメラウィッチ(プロフ) - この小説は尾形百之助オチですか？出来れば尾形百之助オチでお願いします🙇 (2月7日 2時) (
レス) @page26 id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラト | 作成日時：2022年5月16日 17時
