きっと似合う。 ページ22
イギリスside
儚く微笑む目の前の彼女に、俺は迷うことなく右手を差し出した。
はるか昔の彼女に捧げたプレゼントと共に。
『…これは…?』
不思議そうに首を傾げる彼女に俺は少し目を逸らして
「……昔、あいつにあげたものだ…。これからはお前に持っていてほしい。受け取ってくれるか?」
心からの願いを彼女に伝えた。
するとAは少し俯いて俺を見上げた。
ほんのりと赤い頬が俺の心臓の鼓動を早める。
『私が身につけていてよろしいのですか…?』
「おう。お前ならきっと…いや絶対に似合う。是非付けていてくれ。」
ふわりと微笑んだ彼女が嬉しそうに見えたのはきっと俺の見間違いなんかじゃないだろう。
俺からペンダントを受け取ったAはそっと優しく自分の首から下げた。
彼女の胸元で光を受けて淡く輝くその石はとても魅力的で、彼女によく似合っていた。
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かみきれ(プロフ) - めっちゃ好きです。作者様、神すぎます! (2023年4月14日 6時) (レス) @page22 id: 1778223a4a (このIDを非表示/違反報告)
キル・桜鬼乱(プロフ) - いぎさん一途ですね(笑)かわいいです (2017年10月27日 22時) (レス) id: 6c90db0fc9 (このIDを非表示/違反報告)
レータ(プロフ) - 若城みやのさん» ありがとうございます!!!めちゃくちゃ嬉しいです(><)まだまだな所沢山ありますが、これからもこの小説をよろしくお願いします! (2017年10月1日 11時) (レス) id: 98a20cbe5d (このIDを非表示/違反報告)
若城みやの(プロフ) - 簡潔に言います。この作品スゲェー好きです (2017年10月1日 1時) (レス) id: aa2eff3fe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レータ | 作成日時:2017年9月14日 21時