アーティストの私とアイドルの君 (ページ49)

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今日発売のViViを手に持ってレジに並ぶ。

他にも沢山の人が買おうとしてくれてる事が嬉しい。
ちょくちょく聞こえてくるのが
にっしーがカッコイイとか宇野ちゃん美とか

樹に好きな人がいるのショックとかそんな声。

もし、もし仮に私と樹くんが付き合うとしたら
樹担の人はなんて言うのかな。祝福してくれるのか、、
私を推してくれている人はなんて言うのかな、、、

なんて思う。

家に着いて雑誌を見ているとSixTONES編で手が止まった

樹くんの好きな人の話を見てドキドキしている。
もし、あの日に森本さんが言ってた事が本当なら。
私はもう一度樹くんの隣にいていいのか、、

ピピピピッ

そんな事考えてたら私の携帯に電話が鳴った

今の時刻は20時、
毎回と言っていいほど掛かってくる相手はにっしーだけど、まだにっしーはソロの仕事がある

誰だろうと疑問に思いながら携帯を除くと

“田中樹”

『、、えっ？とりあえず出なきゃ』

ピッ

『、、、も、しもし？』

樹「、あごめん急に。今大丈夫だった？」

『うん。もう仕事終わって家に居るところ』

樹「そっか。なんか、、久しぶり、だね」

『そうだね(笑)半年ぶりくらいかな？』

樹「、、元気だった？」

『元気だったよ(笑)樹くんは？』

樹「俺も、元気だったよ。」

半年ぶりくらいに樹くんと話すから
たどたどしくて付き合いたての学生カップルみたい(笑)