カラフルなピーチの彼らの短編集

ﾀﾋんでみた◆ ページ7

※ﾀﾋネタ注意

『…ごめんね。ありがとう、大好きだよ…』





じゃぱぱさん
｢…嘘だ…嘘だッ！…誰か…誰でもいいから嘘だと言ってくれッ…！｣
彼は、もういない貴方の手を取り、そして、あまりの現実に泣き叫んでしまいます。
貴方のﾀﾋをずっと否定している彼。だって、彼が、今の状態で
貴方のﾀﾋを受け入れてしまうと、彼は壊れてしまいますからね。



たっつんさん
｢…ホンマに…世の中は残酷やなぁ…頼むから…俺を置いていかんといてや…｣
彼は、光もなく生気がない瞳にもう冷たくなり始める貴方を映して、そう呟きます。
ですが、そんな呟きも虚しく、誰にも届きません。
それでも、彼は一切泣きません。何故なら、今、彼は壊れかけているから。



ゆあんさん
｢…A…Aッ…お願い、だからッ…俺…俺をッ…置いて、いかないでッ…！｣
彼は、顔がぐちゃぐちゃになりながら、言葉を詰まっても続けてそう言いますね。
ですが…現実とは、やはり残酷なもので…どれだけ彼が貴方を想っても、
ゲームなどのように貴方が生き返ったり蘇ったりはしません。



なおきりさん
｢…A…謝らないでよ。お礼を言わないでよ…まるで最後みたいな言い方…
　 そんな…そんな言い方…やめてよッ…僕…もうどうすればいいか、分からないよッ！｣
彼は泣きながら、そう叫んでしまいますね。終いには、もういない貴方を強く抱き締めます。
それぐらい、貴方は彼にとって、掛け替えのない存在だったんです。



うりさん
｢…ぁッ…ぅ…｣
とっても苦しそうな表情で涙を流し続けている彼ですが、
何故か上手く声が出せないようです。それでも、彼は一切、貴方から視線を逸らしません。
下手したら貴方のﾀﾋがとてもショックで今後、彼は声を出せない可能性がありますよ。



どぬくさん
｢…ねぇ…起きてよッ…お願いだからぁッ！…起きてッ…一人にしないでッ…｣
彼は、泣きながら貴方の肩を掴んで揺らしますが、もう貴方はﾀﾋんでいるので、
起きるはずもなく…それが彼にとって、どれ程、辛い事だと思いますか？
きっと、自 殺したくなるほど、辛く悲しい事だと思いますよ。



もふさん
｢人は儚い…必ずいつかはﾀﾋんでしまう…でも、A…流石に早すぎじゃないッ…？
　 …俺、まだッ…Aとやりたかった事いっぱいあったよッ…？｣
彼は、もう二度と動かない貴方に必死に語り掛けます。
だって、そうでもしないと、彼は今すぐにでも壊れてしまいそうになるからです。

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