毒、弱体化 〜4〜 ページ50
フロイドがAの胸を触る。
Aの身体がビクッとした。
「ブラジャーも…外すよ…」
「はい…」
「全部、裸にしちゃうからね…」
「はいっ…」
フロイドはAを全裸にさせ、自分の服も全て脱いだ。
「色、白いねぇ〜…」
Aはどこを見ていいのか分からず、ギュッと目を閉じていた。
「A。力抜いて…。目、開けて…。オレを見てよ…」
「は…はいっ…」
「オレの胸の筋肉も、すげぇから、見てみ…」
Aがゆっくりと目を開ける。
そしてフロイドの胸を見る。
「触ってみな…」
フロイドがAの手を持って胸に触れさせる。
「凄い…」
今度はフロイドがAの胸を触る。
「う…んっ…」
「柔らかい…。あったかい…」
更に胸にキスをする。
「恥ずかしいです…」
「恥ずかしい事、したかったんでしょ？」
「こんな…感じなんですね…」
「うん。まだ序の口だよ」
「そうなんですか？」
「これから、オレとAが繋がるんだから…」
「はい…」
「今はその準備だよ…」
「準備…」
「そ。オレもAも準備出来たらぁ、繋がろうね…」
「想像できません…」
「想像なんてしなくていーの。オレが教えてあげるから、大丈夫だよぉ〜」
フロイドは少しずつ、ゆっくりとAに優しく教えていく。
そのお陰でAは幸せを感じながら、全てを教えてもらうことが出来た。
そして。
フロイドとAはこの夜、愛を深めることが出来た。
「A…。最後まで、出来たね〜」
「嬉しいです…」
ベッドの中でAがフロイドに抱きつく。
「オレも、嬉しい〜」
フロイドもAを抱きしめる。
「傷、どうかな？」
Aが手の傷を見る。
「フロイド先輩見てっ！」
「やっぱりねぇ〜」
傷痕がくっきりと浮き出ていた。
「やっぱりって、知ってたんですか？」
「ただの、オレのカン」
「良かった…。フロイド先輩のカンも当たったし、これで私も消えない…」
「だからぁ、消えないって言ったじゃ〜ん…」
「そうですよね」
「オレに色々教えてもらえてぇ、良かったね〜っ」
「はいっ。ありがとう、フロイド先輩っ」
「初めてなのに、上手に出来たしねぇ〜」
「……なんか…恥ずかしくなってきました…」
「Aって、結構大胆なんだねぇ」
「もう…やめてくださいぃ〜…」
「身体、真っ赤だよ…」
「フロイド先輩が変な事言うからっ…」
「あんなカワイイ声も出しちゃうだもんねぇ〜」
「フロイド先輩〜っ！」
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作者名：魅樹 | 作成日時：2023年4月23日 16時
