死の向こう側 (ページ10)

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ゆずにぃページ10

ゆずるside

老衰課の前に若い女の子がいた。

こいつも、元死刑囚？

んー...若い奴も罪を犯すんだなぁ。

歳って関係ないのか

.

川「ゆずにぃ！」

「やめて、その呼び方」

前から来た賢志郎に呼び止められる

川「なあ、お前昴生が怒ってたで」

「え？なんで」

川「Aちゃんに俺達の情報言うなって笑
コーヒー吹いたらしいわ」

Aちゃん？

あぁ、さっきの女の子か。

情報ってなんのだよ

川「Aちゃんは、1人で寂しかったから49日経つまでここにおる気やねん。絶対俺らが元死刑囚やってこと言わんといてな」

あー、なるほど。俺がなんの罪犯したって聞いたことを不思議に思ったAが昴生に聞いたんか。

あー、元死刑囚っていったら確かに面倒くさくなりそう。

「はいはい」

川「もー、絶対言うやん！」

いや、俺どんだけ信用ないねん。
男の約束は守るわ！

「言わんから...仕事戻るわ」

川「はーい」

俺は階段を下り、自分の課である老衰課へと向かった。

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和牛川西総合案内人
尼神インター渚じさつ課
ミキ昴生病死課
アインシュタイン河井老衰課