こーせい ページ4
渚side
じさつ課に女が来た。練炭で死んだんだと。
死んだ理由を書かへんし...。
うち、こう言う性格やから、女の扱い慣れてへんしなぁ。
.
昴「ちょ、そんなに急かしたらアカンやろ。お客さんに失礼やん」
病死課の昴生が来た。
うちと同僚。
「おきゃくさんは仏様やもんな」
総合案内人の川西さんにここで働いてるときから言われていることを口に出す。
A「...これ、書かないと成仏出来ないんですか?」
「うん、四十九日以内にこの紙書いて手続きせんかったら、冥途の道を行かなアカン」
A「冥途の道...?」
「うん、何もせんと一生彷徨う。」
そういうと、女...Aは暗い顔をする。
昴「ま、まだ日はあるし!ゆっくり考えればいいやん」
A「そう...ですね、そうします」
そう言いいすから立ち上がり、きえていった。
「はー...じさつねー...。」
昴「勇気いるやろーな」
「あんたがそれ言う?」
昴「そうやな」
.
川西「仕事さぼってお喋りかー?」
奥から川西さんが歩いてきた。
ニコニコしながら、いっつも笑顔やねんなー
昴「お疲れ様です」
「おつかれっす」
川西「あー、さっき女の子が怒りながらそっち行ったけど、見た?」
昴「Aちゃんのこと?それなら、さっき自分を見つめ直す旅に出ましたよ」
川西「見つめ直す...か。」
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作者名:ひはーい | 作成日時:2018年12月19日 21時