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HOW MANY〜? ページ1
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「あれ?ここ、どこ?」
気づくと暗い建物にいた。
頭が半分無くなった人
足が折れた人
顔が火傷だらけ
小さな子ども
老人
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「私、死んだはずじゃ...」
?「お客様今日はどのようにしてなくなられましたか?」
「へ...?」
相変わらず間抜けな声が出た。
?「あ、申し遅れました。死役所総合案内人の川西と言います。」
「はぁ...。」
背は私より少し大きいくらいの男性が私に声をかけてきた。
三十代前半かな?
川西さんは、私の手首を見て口を開いた
川西「リスカの痕?じさつでよろしいでしょうか?心中お悔やみ申し上げます」
「...」
川西「じさつは、やって得しますか?」
何。この人。そんなの、得するわけ無いじゃん。得とか、損とか。
得してないからじさつしてるの。
なんで、死んでからもこんなこと思わなくちゃならないの。
「わ、わたしっ、は。楽に、らくにっ...な、なりたくて。しっ、しんだの!そ、そんなのほっといて!」
川西「あ...」
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作者名:ひはーい | 作成日時:2018年12月19日 21時