HiGH&LOW THE MOVIE

戸惑い ページ13

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−−−ASAHINA GARAGE




琥珀との再会を果たした後、お互いに黙り込んだまま、ヤマトの家へとやって来た。

「…あんな琥珀さんの顔、見たことねぇ…。何があったんだ…。」

つい先ほどの琥珀の表情を思い出しては、ぐったりと肩を落とすヤマト。
少し離れた場所にコブラも佇みながら、昔の琥珀を思い出していた。



このままじゃ終わらせない。
ムゲンを永遠のものにしてやる。



あの頃の琥珀さんは、絶対的なリーダーで。
かと言って、偉ぶるわけでもなく、俺ら仲間のことをとても大切にしてくれていた。


彼女を見つめる目も、とても優しくて、あたたかくて。
彼女のことを想いながらも、そんな琥珀さんの隣で優しく微笑む彼女が、大好きだった。

「…あの琥珀さんが…仲間とやり合うはずがねぇ。何か、理由がある。」


その時、バイクのエンジン音が聞こえ、すぐ近くで止まった。

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