シ ン プ ル で 可 愛 い 。 ページ30
.
教えてもらった式場に着いたと思えばVIP扱いかよってくらいの早さで式場内の一室に通された。
名前も告げてないのに入れたってことは本当なんだなと、ドッキリでないことにひとまず安堵。
期間も一ヶ月ちょっとしかなく、招待状を送るにはギリギリ遅いらしい。
とりあえずプランナーさんに言われるがまま、招待を出す友人や親族の住所などあらかた伝えた。
住所が分からない人には自分達で連絡を取り、後日何人くらいが集まるのかを報告することになった。
と「こんな慌ただしく式挙げるのっていままであったんすか…？笑」
プランナー「いや、こんな経験は初めてです。笑」
だろうな。と心の中で呟きつつプランナーさんと2人して苦笑いを浮かべる。
プランナー2「着替え終わりました。」
気に入ったドレスを試着したいとAが言うから 女性のプランナーさんと着替えに行っていたA。
「じゃーん、どう…？笑」
あんぐり開く口元を抑えて固まる俺、そんな俺を見てふわっと柔らかく微笑んで｢可愛いって言ってくれてるからこれにします！｣って同行してたプランナーさんに伝えるA。
ドレスを決めていた方が式場側も有難いらしく、決断力のあるAのウエディングドレスはすぐに決まった。
その日は一旦帰ることになり、また後日改めて式の内容を決めることになった。
翌日、今日はAの検診日で病院に送ってから俺だけ先に来て他の奴らと撮影準備やらを進める。
と「ふっ…。笑」
ついつい収めてしまったあいつのドレス姿を見て休憩の時間に癒されてると、｢見ーちゃった。笑｣なんて言ってニヤついてるりょう。
と「おい！見るな！」
り「携帯見てニヤニヤしてたらそれはもう見てくださいの合図でしょ笑」
と「全然、そんなんじゃねぇし…笑」
いや、でもこの可愛さをいろんな人に自慢したい気持ちもないとは言えん。
シンプルなのに可愛いデザインを選ぶ所はAらしいし、そのシンプルさがAをさらに綺麗にしている。
あー、やべぇな。
何年も一緒におるのに、日に日に愛おしさは増してって
毎日好きを更新してる。
こんなに幸せでいいんかやって思うくらい、彼女とおれる日毎日が楽しくて仕方ない。
.
1 週 間 の 遠 距 離 。→←リ ー ダ ー の 言 う こ と は 絶 対 。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 280人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：すーさん。 | 作成日時：2019年5月28日 0時
