俺らのJAM LADY 4

涙の理由 ページ25

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楽屋に帰って、帰る用意してたら


マネ｢渋谷さん、堂本さんが、席に座ったままなんですが、待ち合わせですか？｣


え？まだ帰ってへんの？

てっきり、大倉おったし、帰ったんやと思ってたわ

でもここは、約束してたことにしとこ



渋｢おん、すまんな｣







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あいつ、泣いとったな


一列目のど真ん中やから、嫌でも視界に入るわけで


別に嫌ちゃうけど



ボロッボロ泣いててんもん







渋｢まだおったんか｣

｢…｣

黙って、涙ぐんでるAの隣に腰を下ろす



渋｢、、ありがとうな｣

｢…っ｣

渋｢泣くほど感動してくれてんな｣ﾎﾟﾝ

渋｢おれ、幸せやわ｣

｢…すば、るっ｣

渋｢ん？｣

｢っ、｣

渋｢泣くなやー｣ﾜｼｬﾜｼｬ




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｢好き…｣









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え？


渋｢…｣





好きって言うた？








｢好き…やねん…｣




渋｢急やな、、｣




｢困らせ…てる、、よな…っ｣




ごめん、ごめんって泣きながら謝るA





渋｢謝らんでええ｣






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渋｢ごめん、、俺、




Aのこと恋愛としては見れへん｣





｢…っ、｣ｺｸ


｢ごめ…んっ｣




ｶﾞﾀﾝｯ

後ろのドアの音がする

渋｢なんや？｣




｢ごめん…な、、わすれて？｣

渋｢いや、忘れへんわ、忘れるわけ…



ないやろ？｣


｢…そう、いうと、こ…っ｣

渋｢ずるいって？よう言われるわ｣



けどな、

Aだけは特別やねん


恋愛としては見れへんけど


ええ女や





渋｢帰ろか｣

｢…うん｣






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渋｢うわ、、っびっくりした｣

丸｢泣いてましたけど、大丈夫です？｣

渋｢俺、寝てたんか｣

横｢泣くほど怖い夢か？？｣

渋｢いや、ちょっとな｣






｢すばる、、気早いかもしれんけど

今回のライブは、自分で取るから大丈夫｣


村｢自分で取るて、、バレるかもしれんやんけ｣


｢ええの、自分で取るから｣

渋｢そーか｣




倉｢A…｣



あの時のドア、大倉やったんかもな







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