【呪術廻戦】生意気な後輩が入学してきたのだがPart２【男主】

生意気と中学生(2) ページ25

『オマエ学校で喧嘩してんだって？』


Aが寝る用の布団を用意していれば、突然そう言われて恵はピタリと動きを止めた。
さっきまで津美紀と話していたため、きっとその時に話を聞いたのだろう。


また説教されんのかと不機嫌になった恵だったが、Aの次の言葉に拍子抜けしてしまった。


『喧嘩すんならバレねぇようにやれよ。俺ん時はまだ甘かったけど今の時代いろいろめんどい事にもなんだろ？』


恵「は、」



まさかそんなことを言われるとは…

「うわ、今の時代とか言ってる俺オッサンみたいじゃね？」と一人で騒いでいるAを、恵は唖然と見つめた。


『何黙ってんだよ』



恵「いや、喧嘩すんなって説教されんのかと」


『いやいや、俺が説教できるように見えっか？』


それは見えないと即答できる。



『まず学校じゃなくて目立たない場所でやんだよ。そんで殴るのも腹とか目立たない場所にしとけ』


もうそれはイジメだろ。
本当に大人かと疑うほど、この人はちょっと変だと口を引きつらせる恵。


『ま、殴る相手は選べよ。たまにヤベー奴後ろについてたりすっから』


恵「アンタどんな学生生活送ってたんすか」


『フツーだよフツー。けど、なんかあったら頼っていいぜ。気が向いたら俺のチート能力使ったげる』



恵「…ハイ」


この人頼ったら絶対学校が壊れると思いながらも、大人しく頷く恵。


『恵クンお返事できて偉いですねぇ』


それに気を良くしたのか、Aはくしゃりと恵の頭を撫でた。しかしその手を恵は軽く払う。


恵「その喋り方やめてください。あと触んな」


『あ？反抗期か？』



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伏黒恵が中学生時代のお話
中学生の生意気クンは恵クン以上にヤンチャしてた

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