【呪術廻戦】生意気な後輩が入学してきたのだがPart２【男主】

生意気とミーハー ページ23

歌「もう少しまともな格好で来れないわけ？」


たまたま京都側が人手不足のため、サポートにきたA。
仕事もすぐ終わり、学長に挨拶してから帰れと歌姫に言われてここまで来たが、ラフ過ぎる格好に歌姫はため息をついた。


『別に来たくて来てるわけじゃねぇからさ』


歌「五条程じゃないけどアンタも生意気よね」


『俺はあの人より歌ちゃんのが好きだよ』


歌「な、何言ってんの！？てか先輩って呼びなさいよ！！」


何年経っても軽すぎるこの男の態度に、歌姫はどっと疲れに襲われた。


三「あ、せんせ…」



そこに京都校2年の三輪が歌姫を見つけて声をかけてきたが、歌姫の隣に立っていた人物を見てピタリと固まった。


歌「三輪、プリント集めてきてくれたのね。ありがとう…どうしたの？」


三「た、たた、たつ、龍神A！？」


『呼び捨てか。敬語使え』


歌「アンタがそれ言わない」


そう言われながら歌姫にベシリと叩かれても彼は特に痛がる様子はない。


三「なんでここに！？新しい担任の先生ですか！？」


歌「今回だけこっちの仕事手伝ってもらったのよ」


歌姫の説明に、なんだとガッカリした様子の三輪。
しかし、すぐにバッと顔を上げてキラキラした瞳をAに向けた。


三「写真を一緒に撮ってもらえますか？！」


『写真？』


首を傾げるAに、三輪は少し恥ずかしがりながらも「ファンなんです！」とテンション高めに言う。


『え、俺ファンいたの？全然いいけど』



_____…



三「ありがとうございまーす！！」


『はいよ。またねミワちゃん』


「名前覚えられちった！！」とルンルンで帰っていく三輪を見送る2人。


歌「女ったらし」


『歌ちゃんも写真撮る？』


歌「撮らないわよ！！」




三(あ！メカ丸みてみて！！さっきあの龍神Aに写真撮って貰えたの！！)


メ(…良かったな)



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三輪ちゃんお誕生日おめでとーう！

2021.4.4

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