「俺どっちも嫌だけど」 ページ20
美「当分日本にいる?」
『居たい。海外のメシは俺に合わねぇから』
菜「新しいクレープ屋さんできたから放課後一緒に行こうよ!」
楽しそうに話す中に、悟が「僕もクレープ食べたーい」と入っていくが双子が「ダメ!」と即答する。
悟「え、なんで?」
菜「五条先生が一緒だとAくんのことずーっと離さないじゃん!」
『気持ち悪ぃこと言うなよ』
美「事実だよ」
「じゃあ勝手について行こ」と言う悟に文句を言う双子。「俺らも一緒に行こう」と言い出す悠仁とそれに賛成する野薔薇。
賑やかすぎるこの空間から、七海と恵が離れたいと思った。
真希「A!鍛錬付き合え!」
賑やかなところに更に別の声が響き、振り返れば次にグラウンドを利用するのか2年生と傑がこちらにやってくるところだった。
『まーた煩いのが来た』
真希「次帰ってきたら手合わせするって約束だぞ」
他のメンバーを置いて、先に早歩きでこちらに来た真希はAの目の前に立ちニヤリと笑った。
『えー、そんな約束覚えてねぇなぁ』
顔に面倒臭いと書いてあるAは「建人、代わりに相手してあげて」と彼に近づくも「巻き込まないでください」と言い残し七海は校舎の方へ1人スタスタと歩いていってしまった。
真希「どうせ暇だろ?ほら行くぞ」
そう言いながらAの腕を掴んだ真希だったが、それを双子が止める。
そこから真希と双子、どちらがAを取るかの喧嘩が始まったのだが、逃げるようにAは3人から離れた。
悟「ムカつくほどモテモテだね」
傑「悟と同じく顔だけのはずなんだけどな」
他の2年とその担任の傑も合流すると、一言目に傑に失礼なことを言われてAは傑をジト目で見た。
『保護者と担任だろ?ちゃんと面倒見ろよ』
傑「これは私がどうにかできる問題ではないからね」
『俺どっちも嫌だけど』
「酷いこと言わない」と傑に注意されるもAはそれを聞く気は無いらしい。
パ「Aは誰がタイプだ?」
そこにニヤニヤ顔のパンダが近づいてくる。
『まず年下はない』
Aの答えに「なんだよつまんねぇ」と言うパンダ。その隣で棘が「しゃけしゃけ」と頷いていた。
傑「生徒をそんな目で見るな」
『だから見てねぇよ』
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涼羅 - 最高すぎます! 夢主くんの不器用な優しさが大好きです!このまま全員で幸せに暮らしてくれー…(;;) (11月6日 20時) (レス) @page34 id: e29423faae (このIDを非表示/違反報告)
mami(プロフ) - すごくすごくすごく面白かったです!!!! (2023年2月20日 1時) (レス) @page34 id: a8940d6b3a (このIDを非表示/違反報告)
M - ハピエンサイコーです!!!!面白かったです!! (2022年11月9日 22時) (レス) @page34 id: 4b18ae76aa (このIDを非表示/違反報告)
来世はマカロニになりたい - めっちゃこの小説大好きです!!!番外編とかちょー好きです!!!!!!! (2022年3月27日 18時) (レス) @page34 id: ce524a8807 (このIDを非表示/違反報告)
moo(プロフ) - 最高に面白くて良かったです! (2022年2月6日 12時) (レス) @page34 id: 8c70df45d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アコ | 作成日時:2021年2月27日 3時