うちの弟が大変お世話になっております【名探偵コナン】

スペシャルコーチ　1 ページ43

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小「いやぁー…悪いねぇ！！！
ベルツリー急行での埋め合わせに、伊豆高原に招待してくれるなんて！！！」

蘭「でも、別に埋め合わせなんていいのに…」

『それに、私までごめんね？』


今日は、鈴木財閥が所有する伊豆高原の別荘でテニスをすることに。
名目はベルツリー急行での埋め合わせらしいんだけど…


…私、行ってないんだよね；


っていうのも、私が帰国する前の話だったし…
新ちゃんからは大変だと、ママからはとっても楽しかったという話は聞いたんだけどね；

どっちだよ？！って感じだけど、きっとすごく大変だったんだと思う。

この事件がきっかけで、安室さんが黒の組織のバーボンだって確証を得たわけだし…


園「埋め合わせっていうのはついでで…実はテニスの特訓に行くのよ！
それに、せっかくAお姉さまが帰ってきてるんだから、少しでも一緒に居たいじゃない
(さらにAお姉さまは、スペシャルコーチへの報酬よん❤)」


ぶるッ！！
今なんか寒気がッ！！！

テニスするからってこんなに可愛いウエアにしなきゃよかったかな？

テニスウエアはミニスカートでノースリーブのワンピースタイプで、白を基準にスカートにはプリーツが施され、裾には黒いレースもついてる可愛いデザイン。
ちなみにウエアは新ちゃんと買いに行って、選んでもらったもの。新ちゃん的にはスカートの丈が短すぎる以外は100点なんだって。

さすがに露出が多いし、日焼けも気になるから上から黄色いパーカーを羽織ってるけどね。



コ「それはそうと、園子姉ちゃんのAお姉さまって何？」


私もさっきからめっちゃ気になってた。
お姉さまって…
新ちゃんにも呼ばれたことないわ；


園「尊敬の表れにきまってんでしょ！
Aお姉さまは私の尊敬する人なの！！リスペクト！いや、まさに崇拝！！！！
私のためにバイオリンを弾いてくれたあの姿！雑誌の表紙を飾るその美貌！！海外留学するほどの頭脳明晰！！！弟とは大違いの優しくて清らかな心！！！！私、Aお姉さまのようになりたい」

コ「あははは…そうなんだー
(大違いで悪かったな)」

『あはははは…ありがとうねー』


わー。私の虚像がどんどん大きくなっていってるー。
というか、誰それ。本当に私？？
そんな風に私のコト見てたの？
美化フィルター発動しすぎでしょう？！
しかも前半二つは外見だからね？！；

まぁ…誕生日のバイオリン喜んでくれたみたいだから、それはありがたいけど。





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