うちの弟が大変お世話になっております【名探偵コナン】

優雅すぎるお茶会　1 ページ33

1


コ「で？」




いや、新ちゃん？
「で？」と言われましても…

そして、そんな目で見られましても…

赤井さんも楽しそうにこっち見てないで助けてください。




…というか、赤井さんなんでいるの？？




園子ちゃんのバースデーパーティーから数日後、急に新ちゃんが来た。

私には目もくれず

無言で二階に上がり

自室に閉じこもっていた赤井さんを連れてリビングに入り

私が見ていたテレビを消し

私の目の前のソファーに赤井さんと腰かけた




…うん、これヤバいやつ
新ちゃんがとても不機嫌です。





私何かしたかなぁー…





…うん、まぁ…

あれしかないよね。
君が聞きたいのは園子ちゃんのパーティーのことでしょう？

さて、どうしたもんかな…

新ちゃんの方が推理力はわたしなんかより上だし…




吹き出す冷汗

騒ぎ出す心臓




コ「で？」




いやいや、さっきも聞いたよソレ
「で？」じゃないよ
なんで赤井さん連れてきたの
なんで赤井さんも着いてきたの？

絶対無理だと解かってるけど…


作戦１
ごまかし大作戦！！！！


『コ、コナンくん？
で？と言われましても、何のことだかさっぱり解からないなぁ・・・あは、あははは…』

コ「Aお姉さん…あれ、どういうこと？」

『あ、あれって？
お姉さん、よく解からないなぁー…』

コ「はぁー…」


はい、ため息頂きました。
そんな態度とられたら、お姉ちゃん泣いちゃうんだからね


赤「ボウヤ、埒が明かない。
俺も話しが見えない」


赤井さん事情知らないんかぁーい！！
なんで連れてきたの
なんで着いてきたの


コ「ムッ)Aお姉さん」

『なぁに？コナンくん』

コ「僕、言ったよね？
安室さん…バーボンには気を付けてって。

ねぇ、言ったよね？」

『？？言ってたね。言われた通り気をつけてるよ？』



そのことに関してはそこそこ守ってる。
安室さんが押し掛けてくるけど、それは私の責任じゃない。

むしろ、よく頑張って防衛していると思う。
誉め称えてほしいくらいよ。

新ちゃんが心配するような命の危機はないもの。


コ「ふーん。じゃあさ、あれはなんだったの？」

赤「あれ？」

コ「園子姉ちゃんのパティーで安室さんとすっごく仲良さそうにしてた。
腕を組んだと思ったら腰まで抱かれて…
(思い出しただけで腹が立つッ！！バーボンの野郎)」


し、新ちゃーん？
可愛いお顔が台無しだよ？


赤「ほう。
それは、詳しく聞く必要がありそうだな」


え？


コ「でしょ？ねぇ、Aお姉さん…？」







・

２→←11

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す