うちの弟が大変お世話になっております【名探偵コナン】

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『着いたぁーーー！』

懐かしの我が家！
相変わらず大きいなぁー;

今日から共同生活
(恥ずかしいから同棲って言わないよ)
気を引き締めて行かなきゃ！
話しやすい人だといいなぁ…



ピンポーン


自分の家なのにインターホン押すのもどうかと思うけど、今住んでるのは彼だから仕方ない
事前に連絡はしているとはいえ、彼は黒の組織から身を隠している訳あり人だからね。



ガチャっ


出てきたのは例の彼。
薄ピンクの髪の毛に細められた目
一見すると笑ってるように見えるけど、見えるだけで笑ってるわけじゃないか…
人当たり良さそうに見えて、何考えてるか全然わかんない。



でも……




ママ好みのイケメンよね(結



有「ハァーイ！久しぶりね」


彼の姿を見るなり、今日一番の笑顔でママが声をかけた。
よっぽど彼のことがお気に入りみたいね。

っていうことは、悪い人では無いのかも。
FBIだから当たり前か；


彼「有希子さん。お待ちしておりましたよ。
おや？そちらの可憐な方が？」


ゆ…有希子さんだと？！
まぁ、工藤さんだとパパと紛らわしいし、新一くんのお母さんだと新ちゃんの友達かッ？！ってなるしね…

まぁ、大方ママが「有希子って呼んでね」って呼ばせたんでしょ；
ごめんねFBIさん


有「うふふ、そうよ。
私の愛娘、Aちゃんよ。
詳しい話は中でしましょう、フライトで疲れちゃった」

彼「おや、これはこれは気が回らず申し訳ない」

『お…お邪魔します？』

彼「貴方の家なので、どうぞお気遣いなく」


スマートにドアを開け、私からスーツケースを奪い、リビングまでエスコートするFBIさん。

こんなところまでイケメン
新ちゃんにはできない芸当ね。
新ちゃんにも見習ってほしいわぁー

何考えてるか解かんないけど…
でも、考えてることが顔に出まくる様じゃFBIは務まらないわよね。


有「じゃあ、改めて紹介ね。
私の愛娘、Aちゃん」

『はじめまして。先程からエスコートありがとうございます。
工藤優作、有希子の娘のAです』

有「Aちゃん、こちらが沖矢昴さん。東都大学大学院生で…
裏の顔は、FBI赤井秀一さんよ！」


おぉぉぉぉぉぉぉぉい!!!!!!!
いやいや、ママ…
知ってる、知ってるよ！！？
でも、本人の了承無しにカミングアウトしたらダメでしょ;









ビリビリビリ









う…


…嘘…でしょ！？







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