うちの弟が大変お世話になっております【名探偵コナン】

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有「Aちゃん、本当に行っちゃうの？」

この人は私の母、工藤有希子
元大女優で私がモデルをしてるのはママの遺伝子のおかげ。
美人で優しくて、いくつになっても乙女で、結婚から何年たってもパパとラブラブ(死後？)


…そして、とっても心配性(笑)


『もちろんよママ。新ちゃんが心配じゃない。
それに、仕事の拠点も日本の方が便利が良いしね。』



このやり取りをかれこれ一ヶ月は繰り返している。
流石に毎日毎日この調子だとまいっちゃうわよね(汗)

新ちゃんっていうのは、工藤新一、私の弟。今はある事情で小学生くらいに縮んでいるけど、高校生探偵として新聞や週刊誌に名を馳せる自慢の弟。


パパ助けてくれないかなぁーって気持ちをこめてパパに視線を向ける。



優「(クスッ。言いたいことは解かっているよ)
まったく有希子は心配性だな。Aはもう、立派なレディだよ。
心配いらないさ。
向こうには新一もいるし。
(事件に巻き込まれ体質なのが些か不安だがね)」



この人は私の父、工藤優作。
ミステリー作家で代表作はナイトバロン。
娘の私が言うのもなんだけど、ミステリー小説界の名作中の名作でシャーロック・ホームズに匹敵する大ベストセラー作家よ！
(新ちゃんが聞いたら怒りそうね)



それにしても、流石パパ。
でもね、何考えてるかわかるよ？
新ちゃんの事件ホイホイ体質のことでしょ(笑
私もあれが一番心配なの



有「でも、優ちゃん。Aちゃんは女の子なのよ？心配するでしょ？






……あっ！！良いこと思い付いた！！」



先程までの不安気な顔はどこへやら
両手を胸の前でパチンと合わせ、ウィンクまでして嬉々として私に素晴らしい笑顔をよこすママ



…どうしよう、嫌な予感しかしない




『い…良いこと？？』

有「彼に任せればいいのよ！」

優「あぁ、彼か。彼なら問題ないだろう」

『か…彼って、もしかして…FBIの彼？？
実家に住んでる？』

有「そ♪そのイケメンよ。
私も日本に付いて行っちゃおっと★」

優「おいおい；」

ですよねー！(泣笑
そんなことだろうと思ったよ！！


お年頃よ？
私お年頃の娘よ？？(大事なので2回言った)
普通は年頃の娘(3回目)が男とひとつ屋根の下に住むってどうよ？！

反対するでしょー？！！
起こす気も、起こされる気もないけど、マチガイが起こったらどうする気よ！！？








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