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『織! こっちにもいた!』


「っ! A! 後ろ!」


『え…』


私たちは稲荷から石を取り戻すべく、警察庁に来ていた。


けど、稲荷は警察官たちを使って、私たちに攻撃してきた。


織を守るんだ。


何があっても。


「は〜い、捕獲完了♪ や〜っと捕まえれたわ〜ドラゴンちゃん」


『離してよ〜〜!!』


「「A!!」」


「あら〜? 悲しいの〜? そりゃそうよね〜大好きだものね〜」


もう私は操れる。


あの頃の私じゃない。


隠神さんのところに来てから1年経ったくらいで使えるようになった水の力。


水を使って、自分ごと閉じ込める。


「ブクブクブクブク……」


稲荷は溺れて私を抱く力が弱まった。


私?


私は使い手だからね、大丈夫なの。


急いで稲荷のポケットを探って夏羽の石を探す。


『あった!』


稲荷の体の中に水を入れるように操る。


一応捕まらないようにね。


怪物ならそう簡単には死なないはず。


水の中から脱出して、夏羽に石を渡す。


『はい! 夏羽!』


「A、手が……!」


石の力のせいで私の手はひび割れていた。


『今はそんな場合じゃないでしょ!』


早く捕まえなきゃ!


と思ったら、京都の警察たちが駆けつけてくれて稲荷を逮捕してた。


私の水で気絶してたからけっこうすぐ撤収してた。


『ふぃ〜良かった〜』


「やっと終わったね〜ボク疲れちゃったよ〜」


「A、手貸せ」


織が救急箱持ってきてくれた。


『大丈夫だよ。これは治る傷じゃないし』


「でも……」


『心配ありがとう。大丈夫。こんな怪我くらい、あってもなくても変わんないよ!』


「そうか?」


ニッコニコの笑顔で返すと、安心したような顔で隣に座った。

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←大変は長らくお待たせいたしました。+番宣



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設定タグ:怪物事変 , 蓼丸織   
作品ジャンル:恋愛
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むっしっしー - 主様、文章書くの上手だねぇ…占いツクールだけじゃなくてプリ小説ってやつでも小説書いてみてはどうです??? (2023年3月13日 18時) (レス) @page10 id: 54c2e34f35 (このIDを非表示/違反報告)
むっしっしー - んーあたいは野火丸と紺ちゃんかなー!投稿ふぁいと! (2023年3月13日 18時) (レス) @page1 id: 54c2e34f35 (このIDを非表示/違反報告)
kamakura(プロフ) - むっしっしーさん» コメント、ありがとうございますぅ!気に入っていただけたみたいで嬉しいです!むっしっしーさんは誰推しですか?違う人であれば、絡ませますよ〜ぜひ教えてください! (2023年1月6日 19時) (レス) id: c6fe5297d4 (このIDを非表示/違反報告)
むっしっしー - 二個送っちゃったw (2022年12月26日 14時) (レス) id: fd49c5e4b0 (このIDを非表示/違反報告)
むっしっしー - ニヤケが止まらんぜよ(´∀`)ウエッヘッヘ (2022年12月26日 14時) (レス) id: fd49c5e4b0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こう | 作成日時:2022年6月15日 22時

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