9 ページ10
しばらくすると、裏に“雄英高校”って書かれた封筒が二通届いた。
『お兄ちゃん！ どっちから開ける？！』
勝「Aから開けろ」
『ではでは、オーップン！』
中から円形のが出てきた。
『何だこれ？』
勝「さぁ」
ひっくり返したりしていると、オールマイトが投影された。
AM「私が投影されたー！」
『オールマイト？！ なんで？！』
勝「ビクッた……」
AM「実はこの街に来てたのは、雄英教師になるためなんだよ」
『え？！ これ、話せるの？！』
AM「そちらの声もバッチリ聴こえているよ！」
『すごい！』
AM「爆豪少女の筆記試験の結果は五十六点、実技試験の結果はなんと八十点！ 素晴らしいよ！」
『そんなにすごいの？』
勝「すげーだろ……」
AM「うん、特待生並みにね。しかも、実技で０ポイントヴィランを倒しただろ？ それでレスキューポイントとしてプラス六十点！」
『え？ 誰か助けたの？』
AM「一人、逃げ遅れた子がいてね」
『気づかなかった……』
AM「ハハハハ！ まあ人助けもできていたんだし、すごいよ！ もちろん合格だ！ しかも特別枠でだ！」
『特別枠？』
AM「そうだ。本来なら一般では三十六人しか取らないんだけど、成績が良かった子は四十一人目として入学できる」
『何が特別なの？』
勝「聞いた感じ、大した特権ねーけど」
AM「クラスと席を選べる！」
『じゃあお兄ちゃんと一緒がいい！ 席は入学式の前日に行って決めていい？』
AM「いいよ！ では次は爆豪少年の方かな？ じゃあようこそ！ 雄英高校へ！」
『お兄ちゃん次開けていいよ！』
勝「自分の部屋で開けるわ」
『うん！』
やった〜！
光「どうだった？」
『お母さん！ 私、特別枠で合格だって！』
光「すごいじゃん！ お父さんにも報告だ！」
『イェーイ！！』
お母さんと一緒に晩御飯の準備をしていると、お兄ちゃんが自分の部屋から出てきた。
顔を見ると、心なしか嬉しそうに見えた。
『お兄ちゃんも合格？！』
勝「当たり前だ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「ヒロアカ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kamakura(プロフ) - 八坂リアさん» 報告ありがとうございます！ あと、読んでいただきありがとうございます！ (2022年6月17日 16時) (
レス) id: f768fc2b4c (このIDを非表示/違反報告)
八坂リア(プロフ) - オ/リ/ジ/ナ/ル/フ/ラ/グ/が立ってしまっているようですよ･･･！。 (2022年6月17日 7時) (レス) id: 16d5f57960 (このIDを非表示/違反報告)
kamakura(プロフ) - れたすさん» コメント、ありがとうございます…！恐縮です！面白い展開になるよう、頑張ります！（他の作品も見ていただけたら嬉しいなぁ…なんて） (2022年6月15日 22時) (レス) id: f768fc2b4c (このIDを非表示/違反報告)
れたす(プロフ) - 設定見た感じだとこの後の展開がいっちゃん楽しみかもしれない……!!!!! (2022年6月15日 22時) (レス) @page1 id: 2b6b2b0610 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こう | 作成日時：2022年6月15日 22時
